何がきっかけだったか
忘れてしまったけれど
 
ふと、
「運命の人なんていないんだ」と思った
 
 
思い描く理想通りの
ぴったりばっちりの人に
いきなり出逢って
この人だーーー!!!
ってなるってないよな
 
 
出逢って
もっとこうだったらいいな、
こういうのが好きだな、を
お互いに育んでゆく
 
時間を重ねて
会話を重ねて
心を通わせて
築いていく
 
 
それは
恋愛だけではなく
他の人間関係も
ビジネスも
同じで
 
 
最初から
思った通りのものが
目の前に現れるわけではない
 
 
コツコツと重ねてゆく
その結果として
そういえばこんな風になりたいと思ってた!
という世界が
気づいたら目の前に広がっている
 
そんなもんじゃないのか
 
 
 
思い出した!
 
きっかけは
家づくりだった
 
 
実は現地で内見せずに決めた
今のおうち
 
不動産屋さんに
オンラインで内見させてもらって
周りの環境とか
家の内装とか
なんとなくだけど
ここがいい!って一目惚れ
 
 
けど、実際に住み始めたら
不便だったり
不具合があったり
もっとこうだったらいいな、が
見つかるのは当たり前のことで
 
そこをいかに快適に変えていくか
それも含めて楽しんでいる今がある
 
 
恋愛も同じで
なんかいいな、から始まったとしても
もっとこうだったらいいな、
ここは嫌だな、
が見えてくるのは当たり前
 
全部が全部
理想どおりなんて
あるわけがなく
 
そこをお互いに許しあっていけるか
受け入れていけるか
その積み重ねを
一緒にしていけるかどうか
なのかもね
 
 
運命を紡いでいくのは
自分次第



 
 でもさ、
「運命の人はいない」なんて言ったけれど
 
わたしの人生の転機には
いつだって男性がいた
 
彼らがいなければ
今のわたしはいないと言える
 

彼らはみんな

わたしの運命の扉を開く鍵を持って現れた

 
新しい世界への扉を開く鍵
 
 
運命の人ではないけれど
運命の扉の鍵を持っている
 
 
 
そういう意味では
出逢う人すべてが
運命の人

 
人との出逢いで
新しい世界へ繋がる扉が
目の前に現れる
 
 
鍵を受け取るかどうかは
自分次第
 
 
受け取った鍵を
使うかどうかは
自分次第
 
 
扉を開くかどうかは
自分次第
 
 
まだ見ぬ世界の扉を
全部開いてみたいよね