流通業に広がる時短営業 新型肺炎余波で店舗運営困難 従業員出勤できず
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新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、流通業界を中心に営業時間を変更し、時短営業へ切り替える動きが広がってきた。在宅勤務指示や外出の自粛傾向に加え、一斉休校により子供の世話をせねばならなくなった従業員が出勤できないケースが増えていることが理由。時短営業は安定した店舗運営を行うための“知恵”を絞った結果で、しばらく続きそうだ。
ドラッグストア「マツモトキヨシ」などを運営するマツモトキヨシホールディングス(HD)は3日、グループ店舗の営業時間を4~15日は午前10時~午後8時へ変更すると発表した。テナント入居や24時間営業店、調剤薬局は周辺店舗や医療機関と連携して対応する。「一斉休校で出勤困難な従業員を最優先に、健康や安全対策を検討した結果」と説明している。