ケンタッキーフライドチキン(KFC)が鶏肉をまったく使わないフライドチキンを開発中ケンタッキーフライドチキン(KFC)が鶏肉をまったく使わないフライドチキンを開発中 大手ファストフードチェーンやファミリーレストランが、高まる健康志向を受け、低糖質・高たんぱくの代替食材を導入する傾向にある中、ケンタッキーフライドチキン(KFC)が、この市場に大々的に参戦しようとしている。
KFCの主力商品はフライドチキンだが、鶏肉の代わりに大豆や小麦、とうもろこしなど穀物100%の原料でつくられた「ベジミート」を使用したフライドチキンを開発しようというのだ。
ただし味付けは、11のスパイスを独自にブレンドしたカーネルおじさん秘伝のスパイスとなるので、もしかしたらいい感じになるのかもしれない。
【まずはイギリスから。秘伝のスパイスで肉抜きフライドチキン】
このベジミートフライドチキンの最初の試み対象はまずはイギリスになるという。ロンドンには、野菜をベースにした独自のフライドチキンで有名な、ベジタリアン向けファストフード店Temple of Seitanのような店もある。
これからの7年間で、イギリスKFCは一食あたりカロリーを20%減らすことを目指し、2020年までに600kcal以下の多彩な商品を導入するつもりだという。
この試みの手段のひとつとして、代替え野菜と共に、カーネル・サンダースチキンの味つけに使うのと同じ、11のスパイスを独自にブレンドした秘伝スパイスを活用するという。
KFCは、自分の食習慣を変えたいと思っている新旧の消費者に、おいしさはそのままの肉抜き商品を提供できると期待している。
【まだ開発段階だが、2019年は多彩な肉抜き商品を展開予定】
ベジタリアン向けフライドチキンは、KFCのスタンダード商品に対する、より健康志向の代替品になるということだが、なにが取り入れられるのか、詳かいことはまだ明らかにされていない。
KFCの発表では、"レシピの改良はまだほんの初期段階で、我々が厨房で取り組んでいることは企業秘密だ"とのこと。
「今年、顧客とともに試すためのレシピを完成させて、それがうまくいったら、2019年には新たなベジ版オプションを始動させたい」
この試作と始動はイギリスKFCだけの予定だが、成功すれば肉抜きチキンをどこでも販売する可能性はあるという。
【アメリカKFCはあんまりやる気ないようだけど...】
だが、アメリカKFCチームは、今回の英国の試作のような計画は一切ないと言っている。
とはいえ、ケンタの品ぞろえに肉なしフライドチキンがあれば、野菜中心の食生活を希望する人々を狂喜させるはずだ。
さらにそれがKFCチェーンの代表的な商品になれば、ファストフードにおける代替肉分野のいいライバルとなりそうだ。
既にマクドナルドでは、肉抜きのビーガンハンバーガー(McVegan)を発売し、2017年12月よりスウェーデンとフィンランドで定番メニューとなったことから、この市場で成功したと評価されている。

