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涼しげなアイスキャンディー?


どんなフレーバーと思いきや、水質汚染について提起するため、河川の水で作られていた。


涼しげなアイスキャンディー?












 一見、新種のフレーバーのアイスキャンディーに見えなくもないが、スティックには「100%純汚水製氷所」の文字が。


 実はこれらのアイスキャンディーは、汚染された川の水から作られている。台湾国立芸術大学の学生たちが、水質汚染とその影響について問題提起するために作られたものだ。




100%純汚水製冰所


【汚染水「キャンディー」】


 製作者の「100%純汚水 製氷所」は洪亦辰さん、郭怡慧さん、鄭毓迪さんの3人のグループ。準備・製作には一年間を要したそうだ。




imege credit: facebook
 この「アイスキャンディー」の原材料は、台湾の100ヶ所で、河川や港、溝渠などから採取された水だ。一度凍らせて、ポリエステル樹脂で固めてある。


 中に入っている固形物も、全て同じ水に含まれていたものだ。プラスチックのかけら、ボトルキャップ、タバコの吸殻、包装紙、木片、魚網の一部など、実に様々である。






 また、「キャンディー」それぞれに、採水地を記載したカラフルなパッケージがデザインされている。






【環境問題に気づいてもらうこと】


 このプロジェクトの目的は、水質汚染とその影響について警鐘を鳴らし、広く世間に知ってもらうことだ。






 作品は、"Young Pin Design Award" の「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン」部門で入賞した。また、5月に台北ワールド・トレード・センターで行われたヤング・デザイナー展で展示され、テレビ放送やインスタグラム、インターネットを通して世界中に広まっている。




 水質汚染の原因というと、川沿いの工場などが連想されるかもしれない。実際、日本でも工業排水による健康被害が社会問題になったのはそんなに大昔のことじゃない。


 けれども、水自体が赤や黄色に染まっているものはともかくとして、ボトルキャップや吸殻はどこからやってきたのだろう?一人一人がちょっとずつ、自分の行動を考えなきゃいけないということだと思うんだ。


https://youtu.be/ogRohCVJzUI