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ドン・キホーテの「誰に」~ターゲティング社長インタビューによると、ファミリー層にターゲットをシフトさせているとのこと。メインターゲットを「節約志向」のファミリー客と位置付けることで、「円高・デフレ基調が戻った1年をチャンスに変えられた」とコメントしている通り、追い風にのっている。節約志向が強い、ファミリー層の潜在ニーズとマッチしたと言える。ドン・キホーテの「どうやって」~コミュニケーションドン・キホーテの、販売促進の特徴の一つに、店内でのコミュニケーションがあげられる。まず思い出すのが「これでもか!」と高く積み上げられた商品。「タワー陳列」という通称まである。また、手書き「風」POPもユニークである。たとえば、単なる商品名と価格の表記だけでなく、「うまみたっぷり ハンバーグ弁当」などと、一言そえられているので、買う側としても、ここにも選ぶ楽しさを見つけることができる。しかし、陳列の専門家によっては、「所せましと並べると、安く見えてしまう」「お客様が欲しいものを探しにくい」などとNGを出すであろう。しかし今となっては、この陳列やPOPがドン・キホーテの象徴といえるくらいまで、イメージとして浸透している。中小企業はドン・キホーテに何を学ぶべきか?単に安売りのチェーン店、というだけでなく、「何を、誰に、どうやって」買ってもらうかという、売れる公式の一つ一つに、小さな工夫がちりばめられていることがわかる。まず、売るモノは商品だけでなく「買う楽しさ」も合わせて売る。店頭でのコミュニケーションも、手書きでいいので、一言「おすすめ商品とその理由を添えてみる。カフェのメニューで言えば、「自慢のオムライスは3日煮込んだデミグラスソースが一番人気。でも、実は店長おすすめはトマトソース。あっさり目が好きな方に大好評」といった具合だ。その商品を買った時に、「自分がどうなるのか?」を教えてあげると、お客様も、自分が使っている姿が想像できて、買う理由がはっきりし、買いやすくなる。お客様がわかりやすいコミュニケーションを心がける。基本中の基本を思い出させてくれる、ドン・キホーテの快進撃なのだ。

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