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10万人当たり社長:福井1457人 32年連続全国1位毎日新聞 民間信用調査会社の帝国データバンクが、各都道府県で人口10万人に占める会社社長の人数を比較した調査で、福井県が1457人で32年連続全国1位になった。同社が2013年の社長分析調査として公表した。要因として、国内シェア9割以上を占めるメガネフレームの関連会社を中心に、県内に独立資本の企業が多いためと分析している。 調査は全国の株式会社、有限会社の社長113万6383人のデータを分析している。同社福井支店によると県内出身者の社長は9892人で、県内の会社社長全体に占める割合は95・2%。人口10万人あたりの社長の人数は1457人で全国ランキング1位だった。2位は山梨県、3位は富山県と続いた。 一方全国の会社で見ると県内出身者の社長は1万1640人で、全体の1・02%にとどまる。 またこの調査では、女性社長の比率や社長交代率なども分析している。女性社長は県内で802人おり、全体に占める比率は7・26%と全国並み。調査を始めた1990年(3・8%)以降緩やかな上昇傾向が続いており、全国的な傾向とも一致する。 また2013年中に社長が交代した県内企業は、県内の調査対象となる1万546社のうち336社で、交代率は3・19%。全国平均(3・67%)を0・48ポイント下回り、順位は37位だった。社長の年代別の構成比は、60歳以上が50・4%、40歳以上60歳未満が45%、40歳未満が4・6%だった。 同社福井支店の担当者は「社長の年齢が上がる一方で、社長の交代率が低いのは、多くの中小企業が後継者難に直面しているため。この状況が続くと、今後、廃業などが増加する可能性もある」と指摘している。【山衛守剛】