熊本地震が起こってから2年。
熊本の心のシンボルである熊本城が少しずつだが改修工事が進んでいる。
だが益城町などの被災地では、瓦礫は見られなくなったものの、更地があちこちに見られ、仮設住宅は変わらぬ姿のまま存在している。
東日本大震災の被災地と時間の流れが変わらない。
私が懸念するのは、東日本大震災で被災した方々に見られたように、2年、3年と経つにつれ、心が悲鳴をあげる方々が続出するのではないかということ。
東日本大震災の被災地では、突然叫び出す子供たち、ふとした時に涙がとめどなく流れ出る人々が見られ、生きる希望を見失ってしまう方までいた。
皆懸命に生きてきて、数年経ってから積もり積もった悲しみや苦しみが表出してくるのだ。
心配なのは熊本だけではない。
東日本大震災の被災地においても、仮設住宅から復興住宅へと環境が変わったことにより、心が悲鳴をあげている方がいる。
私は黙って見過ごすわけにはいかない。
そこで考えたのが、通信機器を用い、テレビ電話などで遠隔に顔と顔を見合わせながらお話ができる「Dr.太田のどこでもよろず相談室」だ。
これならばALSの私でも少しはお役に立てるかもしれない。

風化させないためにも、まずは7月末に千葉県で「第2回心のケアシンポジウム~災害と備え~」を開催し、熊本や東北で被災した方々から、実状や思いを多くの方々に向けてお話頂きます。
8月には東北被災地に、そして9月か10月には熊本被災地に心のケアボランティアに入らせて頂き、「Dr.太田のどこでもよろず相談室」の普及に努めて参ります。
詳細は後日改めて公表させて頂きます。

私にはたいしたことはできませんが、これからもずっと支援を継続させて頂きます。

これを読んで下さった皆様、今後はボランティアなど多くの方々の力が必要となります。
ご協力の程よろしくお願い致します。

熊本地震で被害に遭われた皆様、2年は長いようであっという間だったのではないでしょうか。
これからも共に前を向いて歩んでいきましょう。
一日も早い復興を心より願っております。