2013.10.7 秋学期 第2回AA
TC 小林史弥 法学部法律学科(1年)
AC 小林悠城 法学部法律学科(2年)
今回もALSAの基本的な活動であるAA(Academic Activity、要するにディスカッション)について紹介したいと思います。
秋学期第2回目のAAのテーマとして、ABS問題 ~生物資源利用における先進国と途上国の対立~をとりあげました。
ABSとはAccess to genetic resources and Benefit Sharing(遺伝資源へのアクセスと遺伝資源の利用から生じた利益の公平な配分)の略称です。
私たちの身の回りには、遺伝資源を利用したサービスや商品が溢れ、私たちの生活を支えています。
この遺伝資源を利用して利益をあげるているのは先進国の企業である場合が多く、厳格なルールの制定や大きな利益の配分にはあまり前向きとは言えません。
一方、遺伝資源を保有する側には途上国が多く、利益配分を求めています。
この問題が難しいのは、先進国の企業が途上国の遺伝資源にアクセスする際、そのアクセスを規制する権利を途上国側に与えると、途上国側は厳しい規制を引く。その結果として遺伝資源の利用が減り、途上国に還元される利益も減るということが起きるのです。
この先進国と途上国の対立の中でウィンウィンの関係を築くため、双方がどう協調すべきかを考えて欲しいという目的でこのAAを作りました。
このABS問題は国際的な交渉の舞台でも紛糾し、未だ解決をみない問題です。
このような答えのない問題に学生の視点から答えを考える、そんな機会が週に一回AAという形で与えられるALSAはとても魅力的なサークルなのではないのでしょうか?
質問などあればお気軽に alsa.japan.keio@gmail.com に連絡を下さい!