たくさんの人に伝えたい(拡散希望) | 置かれた場所で咲くことにした

置かれた場所で咲くことにした

ALSのこと、8才5才のこどもたちのこと、車いすでのお出かけなど
ゆる~く、書いたり書かなかったり、、、

昨日
ホームヘルパー向けの講習会で
お話しさせて頂きましたニコニコ

「難病患者と家族の気持ちや生活の様子を話して下さい」
と言われたので

1、家事について
2、育児について
3、仕事などの社会参加について
を中心に話しましたウインク

皆さん
時に頷き
時に笑いながら
真剣に聞いて下さいましたおねがい

多くの人に
知ってほしい内容なので
まとめてみました照れ

長文でつたない内容ですが
シェア、拡散していただければ嬉しいです爆  笑

1、家事について


同世代の新しい患者さんの相談を受けることがありますが、
女性の患者さんから必ず聞かれる事が
「家事はどうしてるんですか?」
です

私の答えは


『出来ることは工夫してやる。

できないことはヘルパーさんや夫にお願いする』

 

 

  • 鍋などの大きな洗い物
  • お風呂掃除 
  • 洗濯物を干す

など
 きちんと立っていないとできないような仕事は
最初からヘルパーさんにお願い口笛

  • 食材の温め
  • 食器を食洗機に入れる
  • 洗濯物をたたんでしまう

など
座りながらできること
は自分でやっていましたウインク

でも。。。ショボーン

色々な工夫をしても
病気の進行とともに
出来ないことが
どんどん増え。。。えーん

今では
ほとんど
ヘルパーさんや夫に
やってもらっていますキョロキョロ

今でも

私がやってることは

  • 毎日の献立をパソコンで作って印刷すること
  • インターネットを使って買い物をすること


2つだけ。。。キョロキョロ

それでも
暗い気持ちにならなかったのは

ヘルパーさんが
私が大切にしたい
毎日の暮らしを
支えてくださったからですおねがい

「生活が整う」
これが
病気や障害で
身体の自由が奪われた私たちにとって
本当に大切なこと


うちに来てくれるヘルパーさんは
私の気持ちに寄り添って
さりげなく人参やウィンナーを可愛くしてくれたりラブ
掃除していてソファーの下から出てきたぐちゃぐちゃの子どもの塗り絵も捨てないで、ちゃんと確認してくれたりラブラブ

前向きに生きるために
一番大事な
(数少ない)自分のできることに自信を持てるのは
全てヘルパーさんのおかげですラブラブラブ


2、育児について


私が告知を受けたとき
上の娘は、わんぱく盛りの2歳

その後、車椅子になってから出産
工夫して赤ちゃんの育児もしましたウインク



当時は
障害福祉の家事援助に
子育て支援は含まれていなかったので
ヘルパーさんの 力を借りることはできませんでしたショボーン

障害福祉サービスで
通院介助は認められているのですが
 赤ちゃんについてお願いできない、ということは
 実質、私の通院介助もお願いできません。

家事援助の家事の枠組みの中に
育児の部分も含めてもらいたい!!
と、この時、痛切に思いました。。。えーん

その後、
講演会や、ブログでも発信し
機会がある時は
役所の担当者に訴えてきました

それから4年
なんと!

今では
障害福祉サービスで
育児のサポートも可能になりました!!

爆  笑爆  笑爆  笑

この制度のおかげで
障害者であっても
子供を産んで
育てること
可能性が広がります!!
おねがいおねがいおねがい


この変化も嬉しかったですが。。。

先日の講習会で
多くのヘルパーさんが
既に知っていたのが
とっても
嬉しかった

ラブラブラブ

もっと、多くの人にも
知ってほしいですウインク

実は
病気になって
一番辛かった のは
自分自身のことよりも
子供のこと

  • 抱っこできない
  • 髪の毛かわいく結んであげられない
  • お料理教えてあげられない
  • 寝かしつけでトントンしてあげられない
  • 得意だった折り紙や手芸も一緒にしてあげられない


自分のことは、我慢できるけれど
子どもにしてあげられないことは
胸がさけるほど
つらいです

でも
うちにくるヘルパーさんは
調理中に娘がキッチンに入ると
一緒に調理してくれる

ラブラブラブ

本当に
本当に
ありがたい

おねがいおねがいおねがい

3、仕事などの社会参加について

私は
手も足も動かなくなって
家事や子育て
自分の身の回りのことも
人に助けてもらっています

本当に
ありがたいことで
感謝の気持ちでいっぱい

おねがいおねがいおねがい

でも
それでも
やっぱり

私は
自分が
人を助ける
人に役に立つ人間でいたかったえーん

子供のお世話もたくさんしたかったえーんえーん
仕事も続けたかったえーんえーんえーん

この切実な思いは
きっと
多くの病気や障害の人の
共通の思い照れ

そんな中
テクノロジーの力で
これからの時代の
新たな「社会参加」を実現しよう
という会社がおねがい

つい最近
『寝たきりの、先へ行く。』をコンセプトに
難病患者らが、自宅でロボットを操作して接客する
分身ロボットOriHimeカフェが
大手町に期間限定でオープンしていましたラブ

 

実は私も
このカフェで売店スタッフをやりました爆  笑

出来たら
これからも
何か自分に出来ることをやっていきたいニコニコ

でも
それには
大きな壁がありますガーン

ヘルパーさんが入っている間に
経済活動をしてはならない
という決まりです


私は
まだ、ヘルパーさんのいない時間もあります

でも
いずれ
生きる為に
常にヘルパーさんにいてもらう必要がでるようになります

ちょうど、
このことが、議論になりつつありますプンプン

どうか
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と、もがいている私たちを
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