角川エンタテインメント
博士の愛した数式

不慮の交通事故により、記憶が80分しかもたない

天才数学者の博士(寺尾聰)のもとで働くこととなった

家政婦(深津絵里)と、その息子が織り成す

美しく、心温まる交流を描いた作品。



数学どころか算数レベルが苦手な私は

博士が語る数式の神秘的な話しに

ぐんぐん惹かれていきました。


博士、家政婦、息子(+大人になった息子)、

博士の義姉という少ないキャストしか登場しなく、

ストーリーの大半は博士の家で展開されたけど

それを感じさせることなく飽きずに最後まで見れた。


それにしても深津ちゃんはどんな役でも演じきってるよね。

強い女性やら、弱い女性、どんくさい女性やら

どれを演じさせても秀逸!


心にポッとした暖かい火が灯るような

心がちょっとだけ優しい気持ちになれるような映画でした。

ただ、ちょっと綺麗ごとが多いというか、話しが美しすぎて

偽善っぽいというか、盛り上がりに欠けたまま

終ってしまった感がやや残念だったかな(´・ω・`)