というわけで来店予約は無しでお店に突撃した。
入口で店員さんに用件を聞かれて、予約品を取りに来たことを伝える。
「何のお品ですか?」→「〇〇です」
「お名前は?」→「みずたです」
のやりとりで店内のソファに案内された。
いつも電話番号を聞かれていたが、この時は初めて名前を聞かれた。
そして予約品を持ってきますとのことで、入口で案内してくれた店員さんが一旦奥へ。
さあ、先日名刺をくれた店員さんは出て来てくれるのか!?!?
一抹の期待を抱いて待ち・・・
名刺をくれた店員さんが・・・
ではなく、先程の店員さんが予約品を持って来てくれた。
・・・あ、うん、そうなのね。
まあまだ分からない。
商品は、旅客機に乗る時に発行されるチケットのような、デカデカと私のフルネームがカタカナで記載された伝票?控え?が貼り付けられていた。
裏ではこうやって予約品が管理されているのか。
それはいいのだが、店内に持ってくるとなるとプライバシー的にどうなんだろうか…などと余計なことを考えた。
改めて試着させていただき、サイズ感も大丈夫そうだったので無事に引き取ることに。
事前の試着無しでの予約だったのでひと安心。
店員さんが「ではお包みしますので少々お待ちください」とおっしゃった。
・・・・・・・・・・・・
あ、これにて終了の雰囲気。
あああ~~名刺くださった店員さんとは会えないのね~~~😂😭😂😭
どこかのタイミングで名刺をくださった店員さんが出てこないかなと少し期待したけど、入口でお声かけくださった方が再登場して引き続き対応する形だった。
ああ、これはそういうことかと。
オッケーオッケー、やっぱり名刺はただの名刺だったのね、そうだよね。
私なんかに担当さんがつくわけないよね、HAHAHA
というかそもそも今日は不在だったのかな?
まあそれはそれで、答えが分かって何かすっきりした気がした。
気を取り直して。
この時は新作の商品を予約したいとも思っていたので、そのこともお伝えした。
今回対応してくださった方と色々話してみるのもいいかもなと。
少々お待ちくださいと再び奥に行かれた店員さん。
おっ、これはもしかしたら噂のタブレット持って来てくれる感じ?
ネットでよく聞く「タブレットを見ながら商品を選ぶ」ってやつかな??
とそれはそれでちょっと楽しみになる。
そして少し待つと・・・
そこには目を見張る光景が。
なんと・・・
この間名刺くれた店員さんが一緒に出て来たーーーーー!!!!!!!
もう記憶も曖昧なところがあるが、
「◯◯の予約ですね」みたいな感じでタブレットを持って来てくださった。
そしてさっき対応して下さった店員さんは予約品を持って一旦奥へ退いていかれた。
(以降名刺くれた店員さん=Aさん)
あ、これ来たわ。
Aさんが担当さんになってくれるやつだ。
みずたのお買い物はAさんが対応してくれるってことだ。
と直感した。
いや、そうではないかも知れない。
顧客様たちのようないわゆる正式な担当さんではないのかも知れない。
しつこいようだが私のようなド庶民繊維客がエルメスで担当さんを作るなんておこがましいことは重々承知だ。
でも少なくとも、私が新作を予約したいとお願いしたら、呼んでもいないのにAさんが出てきてくれた。
それは間違いない事実なのだ。
そして私が予約したいと考えていたデザインの候補を、タブレットでAさんと一緒に見ていく。
やばい。
今めっちゃエルメスで買い物してるわ私。
予約したい商品について色々と説明してくれるAさん。
そのお話は改めて別の記事にすることとして…
「商品画像が今日やっとタブレットで見れるようになったんです。昨日まではスマホの小さい画面でしか見れなくて見にくくて。(拡大しながら)こんな風に細かく見るのは初めてで〜え〜かわいい〜」
と、何回か商品を見てかわいいを連呼するAさん。
いやAさんがかわいい(笑)
そして私の着けていた装飾品を見て(エルメスのものではないが)またもや「かわいい〜」とお褒めいただき(100%社交辞令なんだけどそれすら嬉しい、というかめちゃくちゃ🍯)「これは何の柄・・・?」と聞いてくれたりして。
えっ、なんかAさん側からがっついてくれてる!
これは良い感じなのではないか!?
そして無事に予約が済んで、別の欲しいと思っている商品について質問したりして少しお話。
多分メジャーなお品ではないので、エルメス愛をアピールできたかな?
そして、包んでもらった予約品も受け取って一緒に出口まで歩く時に、一番聞きたかったことを聞いてみた!
「これからお買い物したい時はAさんにお願いすればいいですか?」
「はい、お電話でもお答えできますし、ご来店の際は呼んで頂ければ」
来た。
来たな?
これはそういうことだな?
担当さんになっていただけたということでよろしいか?????
予約品を受け取り、Aさんとも色々とお話が出来て、担当さん認定もされたっぽくて、ふわふわな気持ちでお店を後にしたのであった。
(思い出しながら書いている今も涙が出そうになるくらいうれしかったです・・・)