先週のNYと来週の日経!
週末のNYは、財政危機のギリシャなどへの金融支援を巡る意見対立から欧州中央銀行のシュタルク専務理事が辞任を発表、欧州不安が再燃して欧州株が軒並み安となったことが影響し、大幅続落で304ドルの下落。
また、オバマ大統領が発表した景気・雇用対策が野党・共和党の協力を得られるかどうかが不透明で、再び議会の混乱が警戒され、週末11日に対米テロ10周年を控え、テロへの警戒度が高まっていることも重荷です。
来週の日経平均は外部環境悪化を嫌気し、売りが先行する見通し。25日線は相当強力な上値の節になりそうで、上抜けるには、米国株の力強い上昇や、強烈な円安が必要だ。まずは、3月15日の8227.68円が強く意識される。
そうした中でも、引き続き好調な内需株に関しては消去法的に狙われることが予想されます。