5000番台 売られすぎからの水準訂正期待

前場は、福島第一原発からプルトニウムが検出されるなど状況が改善に向かわず、前日の米国株安を嫌気した売りや、配当落ちの影響もあって下値を模索したが、後場からは先物にまとまった買いが観測されると、日経はプラス圏へ浮上し、配当落ち分の85円程度を埋め、一時9,500円台を回復する場面もあったが、特段の材料もないなかで積極性は乏しく、買い一巡後は再び軟化した。

プラスに転じる場面もあったが、特段の材料があったわけではなく、強いて言うなら、福島第一原発の冷却にメドが立ったとか、その程度で進展がみられなければすぐに下押すようなもの。

日米共に今週あたりから上値が重くなり、2番底を取りに行く動きに入り始めると見ており、足元の上げを見れば、もう下げないのではないか、との不安が出て当然ですが、これだけ大きく下げた相場で、2番底を入れないケースは、10のうち1あるかないか。その1割の確率を掴むために、9割のリスクを背負うのでは割に合いませんので、目先は短期ディーリングに徹して安易な持越しは避けましょう。

建設関連が一服して、実需にシフトし始めており、エネルギー関連も循環物色の流れが着ており、個別の出遅れ銘柄の戻りも目立ってきましたので、植われ過ぎ銘柄の反動狙い！

そこで注目しているのが、

5000番台　売られすぎからの水準訂正期待（明日のデイトレ銘柄としてご紹介予定）！

目先の急落は致し方ありませんが、そこからも戻りもまだ鈍く、人気銘柄で、戻り売り圧力も薄いことから、ここから水準訂正の逆襲相場が期待されます！

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