孤島テード
3年前の戦いでは反乱軍の出発点となったこの小さなラグーンは、マテライトの計らいでラッシュ,トゥルース,ビッケバッケの住居となった――
今日も、いつもと変わらず青い空が広がり、3人のナイトは平和な生活を送っていた・・・
ラッシュとトゥルースは座り込み、限りなく広がる青い空を見ていた。ラッシュは立ち上がり、トゥルースに言った。
ラッシュ「なぁ、トゥルース」
トゥルース「なんでしょうか?」
ラッシュ「俺達、これからどう生きていくんだろうな」
トゥルース「今の、私とラッシュで2代目戦場を駆ける商人として働き、ビッケバッケはキノコ栽培をする生活が続くのではないでしょうか」
ラッシュ「トゥルースならそう答えると思ったぜ」
トゥルース「ラッシュはどう考えているのですか?」
ラッシュ「俺は最近思うんだよ・・・ なんだかんだで3年前のファーレンハイトに乗っていた頃はさ、色々悩んだこともあったけど、今思うと楽しかったなぁって」
トゥルース「つまり、またみんなと旅がしたい・・・と」
ラッシュ「そうだな・・・また旅がしたいのかもな俺・・」
その時、遠い空の彼方で何かが動くのが見えた。初めは鳥か何かかと思ったが、鳥にしてはサイズが大きすぎる。空を飛ぶ影はこちらに近付いていた。
ラッシュ「おい、何か来るぜ」
トゥルース「ドラゴン・・でしょうか・・」
ラッシュ「ああ、ドラゴンだ。一体何の為にここに・・・?」
トゥルース「わかりません・・」
ラッシュは近付いてくるドラゴンが何なのかがわかった。あれはサンダーホーク――
3年前に共に戦ったドラゴン7匹の中の1匹である。
サンダーホークは、テードのラッシュ達から離れたところに着陸した。サンダーホークから1人の戦友が現れた。
ディアナ「ラッシュ!トゥルース!」
ラッシュ「ディアナなのか!?」
ディアナ「じゃなかったら誰なのよ」
ラッシュ「なんだかんだで3年は顔を見てないからな。一応確認したまでだ。」
トゥルース「ディアナさん。お元気でなによりです」
ディアナ「トゥルースも元気そうね。 ビッケバッケは?」
ラッシュ「家の中で寝てるぜ。とりあえず、立ち話じゃアレだから家の中で話そうぜ」
ディアナ「あ、私は今日中にキャンベルに行かないといけないから、遠慮しとくわ。」
トゥルース「今日中にキャンベルに・・で、何の用でここに来たのですか?」
ディアナ「配達よ。配達。」
と言うと、ディアナは封筒らしきものをトゥルースに渡した。
ディアナ「じゃあ、そういうわけで。 必ず来なさいよね」
ラッシュ「おい、ちょっと待t・・・」
ディアナは手紙を渡すと、すぐにサンダーホークに乗り、大空に駆けていった――
ラッシュ「で、その手紙の内容は?」
トゥルース「ああ、そうでした。」
そういうと、トゥルースは封筒の中の手紙を広げた。
「神竜がアルタイルに帰り、私たちの戦いが終わってから3年が経ちました。ビュウがオレルスの空を護り、みんな平和で幸せな日々を送っていることかと思います。
そこで突然ですが、一週間後に3周年記念パーティーをファーレンハイトで行いたいと思います。 みんなのパーティーへの参加を楽しみにしています。 byセンダック」
ラッシュ「3周年記念パーティー! 行こうぜ!」
トゥルース「しかし・・・この手紙にはファーレンハイトの位置が書いてありません・・・」
ラッシュ「え゙・・」
こうして、俺たちのファーレンハイトを探す旅が始まった―――