★春は、あけぼの!!歴史文学ってチョー面白い!! | 躍動体験!!アルプス・ハリー

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春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
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お馴染み清少納言の著書・枕草子です。正に今の時期が丁度この詩とベストマッチしていますよね!!意味は解るかな??
現代文に直そう!!
春は明け方がいい。だんだんと白くなってゆく山際の方の曽良が、少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいているのがいい。

ハリーの愛する三毳山も正に今朝の風景が雲に霞んで爽やかな明るい春の日差しを浴びて美しかったです。
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ハリーは、学生時代結構、昔の歴史や古典文学が好きでした。ですから枕草子や源氏物語は好んで読んでましたね。こう見えて文学青年なんて言われた時期もあったんですよ!!

ところで、この三毳山??文字で書くと三毳の毳【かも】と読める方はあまりいないでしょう。当て字になるのかも知れませんが万葉の昔から三毳山となっています。毛の意味は、地上に生育する細かい植物や生物が沢山集まっている事を意味します。つまり睫毛や毛虫ですね。穀倉地帯でもありお米も沢山栽培していました。
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下毛(しもつけ)、上毛(かみつけ)、中毛(なかつけ)の3つを表す地名は、現在は下野・上野と書いていますが、もともとは下毛と書いていたそうな??栃木市藤岡町は、合併前は下都賀郡藤岡町でした。下都賀郡と上都賀郡と別れていました。下野新聞は今でも愛読されています。
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この藤岡町には、昔は深い森や林が沢山あった場所で樹木が生い茂っていました。それ程多くの樹木が三毳山にも沢山あって遠くから見ると三つに重なっている山裾が印象的で三毳山と言われたと推定されています。

それと面白いのがこの地域は、三毳でなく、三鴨と言う地名です。鴨は鳥です。遠くからこの山が丁度三羽鴨が連なって飛んで見える事から三鴨山とも書いてもいいんですよ。歴史って面白いですね。

万葉集と言えば、美しい万葉の詩が三毳山にはありますね。
「下毛野 みかもの山の 小楢(こなら)のす まぐはし児ろは 誰が笥(たがけ)か持たむ」
その意味は、三毳山のコナラのようにかわいい娘は誰の椀(わん)を持つのか)お椀を持つとは、妻になる事を意味しています。

片想いで好きだった恋人が、今頃何処で誰と暮らしているだろうか?? ハリーの切ない胸の内を表しているようで何とも言えない美しい詩だと思います。歴史ってホント面白いですよね!!