歴史ファン・城郭ファンの皆様 こんにちは アルプス・ハリーです。

今回は、大河ドラマ『軍師・官兵衛』で今脚光を浴びており、ユネスコ世界遺産に指定されている名城『姫路城』を取り上げてみたいと思います。
ハリーも学生時代修学旅行で一度見学していますが、その頃は若気の至りでそれほど関心がありませんでしたが、ある程度の人生経験を踏んでから、是非、もう一度訪れたい名城です。ちなみに日本百名城巡り達成を目標にしています。
☆歴史:(Wikipediaより)
すでにご存知の方も多いかと思いますが、姫路城・別名:白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)の歴史は古く、
姫路城の始まりは、1346年の赤松貞範による築城とする説が有力で、『姫路城史』や姫路市ではこの説を採っている。一方で赤松氏時代のものは砦や館のような小規模なもので、城郭に相当する規模の構築物としては戦国時代後期に西播磨地域で勢力を持っていた小寺氏の家臣、黒田重隆・職隆父子による築城を最初とする説もある。

1576年(天正4年)、中国攻めを進める織田信長の命を受けて羽柴秀吉が播磨に進駐すると、播磨国内は織田氏につく勢力と中国地方の毛利氏を頼る勢力とで激しく対立、最終的には織田方が勝利し、毛利方についた小寺氏は没落した。ただし小寺氏の家臣でありつつも早くから秀吉によしみを通じていた黒田孝高(官兵衛・如水)はそのまま秀吉に仕えることとなった。1577年(天正5年)、孝高は二の丸に居を移し本丸を秀吉に譲る。
1580年(天正8年)、三木城・英賀城などが落城し播磨が平定されると孝高は秀吉に「本拠地として姫路城に居城すること」を進言し姫路城を献上、自らは市川を挟んで姫路城の南西に位置する国府山城(こうやまじょう)に移った。秀吉は、同年4月から翌年3月にかけて行った大改修により姫路城を姫山を中心とした近世城郭に改めるとともに、当時流行しつつあった石垣で城郭を囲い、さらに天守(3層と伝えられる)を建築し姫路城に改名する

1600年(慶長5年)、池田輝政が関ヶ原の戦いの戦功により三河吉田15万石から播磨52万石(播磨一国支配)で入城した。輝政は徳川家康から豊臣恩顧の大名の多い西国を牽制する命を受けて1601年(慶長6年)から8年掛けた大改修で広大な城郭を築いた。今日に見る姫路城の姿はこの頃にほぼ築かれたようです。

その後、江戸・明治時代を得て、今日に至っています。太平洋戦争中、姫路市も空襲を受け、大天守にもB29による焼夷弾の直撃を受けましたが、運よく不発に終わり、城郭建築の焼失を免れた事は天が与えたお恵みでしょうか?
昭和の大修理後、国宝指定その後、平成5年に世界遺産登録指定となりました。そして目下の所、平成の大修理中ですが、来年の3月に終了、ちなみに見学料金は倍増の1000円になるそうです。それでもきっと新たに白漆喰を塗りなおした豪華絢爛な優美な容姿は、想像するだけでも素晴らしい光景だと思います。

☆建築様式・縄張り
典型的な平山城で天守のある姫山と西の丸のある鷺山を中心として、その周囲の地形を利用し城下町を内包した総構えを形成しており、堀は姫山の北東麓を起点にして左回りに城北東部の野里まで総延長約12.5kmある。内堀で囲んだ1周目は内曲輪、中堀で囲んだ2周目は中曲輪、外堀で囲んだ3周目は外曲輪といい、3重の螺旋を描くような曲輪構造で渦郭式縄張を形成している(内曲輪だけに注目すると階郭式)。





☆天守構造
5重6階天守台地下1階(計7階)の大天守と3重の小天守3基(東小天守・西小天守・乾小天守)、その各天守の間を2重の渡櫓で結んでいる「連立式天守」である。天守は全て2重の入母屋造りの建物を基部とする望楼型で、建設時期や構成からさらに後期望楼型天守に分類されることもある。壁面は全体が白漆喰総塗籠(しろしっくい そうぬりごめ)の大壁造で造られており、防火・耐火・鉄砲への防御に加え、美観を兼ね備える意図があったと考えられている。

☆姫路城の魅力
姫路城の魅力は何でしょうか?
ハリー的には、何といってもその優美な姿、その名のごとく、まさに白鷺が羽を広げている堂々とした城郭に尽きると感じますね。大天守とそれを取り巻く小天守群の見事な連立式天守のたたづまい。天守群と曲輪や門類の迷路のような総構えと平山の自然との有利一体性を持たせた自然との見事なコンビネーション。見る場所によって違う視覚的且つ効果的な光景が展開され、攻めるにもほとんど死角が無い厳重な防御システム。おそらく築城者もそれを意図的に予想して設計したように思います。白漆喰と黒光りする瓦群との絶妙なコントラストそれを支える石垣の高さとアーチ状の扇の勾配(清正流)の見事さ。石垣は打ち込み接ぎ、算木積みで形成され、おそらく築城には加藤清正もあたったと思います。

さあ、今年の官兵衛ブームと百名城ブームと相まって、来年の化粧直し後の姫路城と、天空の城・竹田城は貴方を待っています。まさに必見の価値有りですね!!!
下の写真: 恥ずかしながらハリー作成模型(スケール1/30)明暦・江戸城です。

次の製作目標は姫路城なんですが、層塔式と違い、連立式の望楼型天守は
かなり複雑なので、2年くらい製作期間が必要かな? 気長に頑張ろう!!
