第3回一人旅(2000年6月)
~大和路沿線・心の浄化旅編~

関東・東海から関西へのメインルートと言えば東海道新幹線ですが、もう1つの選択肢“関西本線”を使いました。
“本線”ですが、木津川に寄り添う様に気動車の走るのんびりしてローカルムード満点です。
奈良に入ってからは神社仏閣に中心に周り、大阪を目指しました。
京都は通過しただけのため、人生初京都はこの旅から10年後、第16回までお預けでした。

のんびりムードと霊験新かな雰囲気は、心の浄化にぴったりです。

~ルート~
1熱田神宮⇒2長島温泉⇒3伊賀上野⇒4奈良⇒5法隆寺⇒6高野山⇒7和歌山⇒8関西空港⇒9大阪

1⇒第2回に引き続き訪れました。当時は此処に来ると旅の始まりを感じたものでした。

2⇒なばなの里で購入した石鹸は今も大事に持っています。

3⇒伊賀忍者の里・芭蕉の故郷、伊賀上野。伊賀焼(生粋の焼物好きなので…)の窯元を見学したり。
焼物はその土地毎に風合いが違って興味津々です。
忍者の携行食と言われる“かた焼き”(お煎餅)をお土産に持っていったら結構喜ばれました。

4⇒ベタですが、東大寺や春日大社等の今や世界遺産巡り。わたし修学旅行、行ってないので……

5⇒ちなみに柿は食べていません。やっぱりでかいです、大仏様。

6⇒この第3回はここを訪れるために開催したようなものです。当時は“宿坊”が今より一般的ではありませんでした。わたしは泊まった訳ではありませんでしたが、山の澄んだ空気を吸い込みながらの精進料理・いわゆる“もどき料理”は絶品。

7⇒紀三井寺に訪れました。231段の階段はさすがに足が笑いますが、登りきって境内から望む和歌浦はまさに絶景。

8⇒乗り物大好きなので、行ってみたかったのです。ここが開港して、大阪は日本で一番面積の小さな都道府県を脱却しました。

9⇒ラストチェックポイントは商人の街・笑いの街・食い倒れの街。

名古屋→大阪がこれだけ遠くに感じた事もありませんでした。
現在の旅スタイルは、この回から確立していきました。
第15回一人旅(2009年6月)
~九州縦断・癒しの薩摩の國制覇編~

15回記念は何処へ行こうかかなり迷いましたが、この前年に放映され、毎回楽しみにしていた大河ドラマ“篤姫”の影響を受け、あ、鹿児島行こう!…という単純な理由だけではなく、パワースポット満載の地であるという特集を雑誌で読んで決めました。
南の地という土地柄がそう感じさせてくれたのか、或いは不思議なくらいの暖かな空気が流れていたのか、
“旅は命の洗濯”
…を体感したヒーリング満載の回です。

~ルート~
①博多タウン→②ホークスタウン→③出水→④西大山→⑤指宿→⑥霧島神宮→⑦都城→⑧鹿児島タウン→⑨ドルフィンポート→⑩天文館

~チェックポイント~

①→初日は福岡へ滞在・何時もの明太子店で、何時もの明太子を購入したり、昼過ぎだったのでラーメン食べたり…

②→博多在住の同級生と、ヤフードームでソフトバンクvs巨人を観戦。この後、中洲へ出て何時も寄る屋台で乾杯。博多でのこだわりの食は天麩羅。

③→早朝、博多を出て特急&新幹線を乗り継ぎ、鹿児島上陸。鶴の飛来地・出水の知人の美容室へ立ち寄り、実際にカットしてもらうというサプライズ。

④→JR指宿枕崎線の西大山駅はJR線最南端の駅・開聞岳が目前に迫る絶好のロケーション。駅ノートにも記録を残しました。

⑤→名物の砂風呂を体験。デトックス効果満点。

⑥→わたしの一人旅は神社仏閣を外しません。山間を登ると鮮やかな朱色の本殿。参道にさざれ石が鎮座。マイナスイオンたっぷり。
⑦→ちょっと足を延ばして宮城県都城へ。芋焼酎“霧島”シリーズでお馴染みの霧島酒造を見学。本州では入手しにくい“金霧島”を迷う事なく?購入。

⑧→さつまいものお菓子のお土産を物色したり、鹿児島県民皆が大好きという老舗百貨店・山形屋へ立ち寄ってみました。

⑨→景色満点!錦江湾と桜島を臨むショッピングモール。記念土産の薩摩切子を錦江湾に飛び込む思いで購入。

⑩→この回の締めくくり・南九州最大の歓楽街で鹿児島グルメを嗜み、薩摩芋焼酎で微酔い。

…この回の後、口蹄疫の発生・新燃岳の噴火等、南九州は困難に見舞われ、処分される家畜の映像を見る事は本当に辛いものでした。九州新幹線全線開通を契機に、いつの日かパワー全開の南九州を訪れてみたいと思っています。
第10回一人旅(2004年3月)
~神話の國から伝説の國へ・山陰横断編~

10回記念、予算・休暇を確保、観光で行きそうな、でもなかなか行けられない所…を頭と身体をひねって考えたところが、神話の國・島根から伝説の國・鳥取への“山陰横断”でした。
“弁当忘れても傘忘れるな”という格言がある地ですが、日頃の行いが良かったからか?快晴続き。
古代から近代までの歴史と神話・伝説を感じる、スピリチュアルな空気・マイナスイオンたっぷりな回でした。

~ルート~
①東京⇒出雲市→②出雲大社→③旧大社駅→④八重垣神社→⑤松江市→⑥宍道湖→⑦安来→⑧境港→⑨皆生温泉→⑩白兎海岸→⑪鳥取砂丘→⑫鳥取市→⑬鳥取⇒東京


①→寝台特急サンライズ出雲で深夜の移動。シャワーで汗を流し、奮発したA寝台で1人宴会。

②→荘厳な社殿はまさに神話の國に相応しいもの。流れている空気が違いました。縁結びの神だけあってカップルがたくさん。当日では結婚式やっていました。

③→90年廃線の旧JR大社線の終点大社駅は、かつて皇族のお召し列車も来た、ローカル線の終着駅とは思えない豪華な造り。廃線後も整備され、重要文化財にも指定。

④→ここも縁結びの神。鏡の池占い(紙に100円を乗せて池に浮かべる)やってみましたが、中途半端に沈んでいき、だからか現在に至るまで効果なし。

⑤→水の都、和菓子の都・松江市、銘菓若草を片手に、お堀沿いをそぞろ歩きして松江城などを散策、日本三大銘菓“山川”をゲットしたり、お土産散策も。

⑥→宍道湖の遊覧船、最終便はサンセットクルーズ。
湖の真ん中で沈みゆく太陽をしばし観覧、四方全てが黄色に染まっていく様は、誠に見事。

⑦→どぜうすくいを見たくて…

⑧→駅を降りると、街中がゲゲゲの鬼太郎。記念撮影したりお土産散策したり、楽しい水木しげるロード。記念土産は目玉のおやじの形をした酒徳利。

⑨→山陰有数の温泉街。温泉施設で汗を流し、浜辺で日の入りを眺めました。鳥取の海の幸、蟹と烏賊で一杯。

⑩→因幡の白兎が、サメの背中を渡っていった伝説の残る美しき海岸線。

⑪→この回最大のチェックポイント、そびえ立つ砂山・青い空・白波立つ日本海・強い風が作り出す紋様…画になります。
ラクダにカメラ向けたら…
⑫→鳥取タウンでお土産散策・とうふちくわや因幡の白兎せんべい等を求めました。

⑬→今はなき、ブルートレイン出雲で帰着。

・暖かな空気、柔和な地元の人々とのふれあいは、今でも印象に残っています。