9月15日にロジャー・フェデラーの引退宣言がSNSで伝えられてから、この日のスイス国営放送、夜のメインニュースの第一報がこの話題でした。

同じ日このニュース直後には、彼の特別番組が放映されました。

 

翌日のスイス現地新聞では、第一面から彼の数面に渡る記事で持ち切りでした。更にその週は、毎日、新聞の報道や、ドキュメンタリ-TV番組が放映されて、フェデラーの名前を聞かない日はありませんでした。

 

かねてから、ロジャー・フェデラーの引退はいつか?というのが、現地スポーツ記者の最大関心事でした。いつも本人にその質問をしていたのが、とうとうその日がやって来たか、という感じです。

 

個人的に言うと、スイスにウン十年住んで来て、彼の試合を常にTVで(あるいは生で)観戦・応援して来た身にとって、ビッグ3時代のテニスを存分に楽しませてもらったことは、本当に感謝ビックリマークです。

 

スイスという小さな国でヒーロー的存在の彼は、現存する有名人としては、”大変稀な3つのこと”が、この保守的なスイスで達成されています。

 

1. 彼の切手が発行された事、2.彼の名前の通りが出来た、3.彼のコイン(ゴールドとシルバー)が発売された、です。(もっと他にもあるかもしれませんが、すぐ思い当たるのはこの3つです)

 

現在、オンというスポーツシューズ会社(チューリヒ本社)の投資家としての顔(2015年には日本へも進出)や、アフリカへの慈善事業等、あらゆる方面で多忙なフェデラーですが、新聞記事によると、スイステニス界の若手の育成だけでなく、スイスのブランドイメージを合わせ持つ彼には、今後様々な活躍も期待されています。

 

 テニス専門家は、フェデラーの才能はいうまでもなく、その人柄もさることながら、英語・ドイツ語・フランス語・スイス語をパーフェクトに話せるというマルチインターナショナルな側面も、彼を世界的ヒーローに押し上げた要素だと、分析しています。

 

 9月23~25日ロンドン開催のレイバーカップが彼にとって最後の試合となるので、この引退試合とインタビューが、一ファンとして待ち遠しいですビックリマーク

 

 

 

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