スイスは、日本で言えば、九州よりやや小さい程の国ですが、公用言語が4つ、ビジネス用の英語を入れれば、5つの言語が日々話されています。国土の一部は、スイスアルプスに覆われてはいますが、レマン湖のある仏語圏とドイツやオーストリアに近いドイツ語圏では、気温差があります。

 

 このドイツ語圏とフランス語圏を頻繁に移動している私ですが、平均して2度程の気温差があります。

但し、気温には、湿度や風が関わって来たり、日差しの強さにより、人が感じる暖かさというのも異なります。

こちらのブドウ畑が広がるレマン湖畔はスイス側、靄が掛かった向こうはフランス側。

 

冬の場合は特に、太陽の日差しがあるかないかによって、体感する暖かさは左右されます。

モントルーは、レマン湖畔に位置し、更に西のローザンヌにかけては、湖沿いの傾斜にワインのブドウ畑が続いています。

列車が、”天城越えならず、ドイツ語とフランス語の<言語堺越え>”をして、レマン湖に近づくと、視界が一気に広がり、暖かい空気が感じられます。

モントルーから見たレマン湖畔と対岸のアルプス。

山が鏡の様に映ったお昼の風景

 

日が沈んでいく太陽が、雲の切れ間から湖に落ちている夕方の風景。

 

汽車から夕陽になるところを映してみると、夕日が湖に映って綺麗でした。

冬のブドウ畑は、裸木になっていて、列車は傾斜を走り続けます。

 

人にはいつ来ても飽きない風景、お気に入りの場所というのがあります。私にとってはここ‼です。

 

貴方にとってはそんな風景、どこでしょうか?