ユング心理学といえば、故河合隼雄氏がすぐさま思い出しますが、そのグスタフ・ユング(C.G.Jung)の住んでいた家が、このほど、公開されることになったと、スイスのTVニュースで報道していました(4月7日19:30 SRFスイス現地ニュースから)。
ユングは、スイスで、1875年に生まれ、ユングの分析心理学は世界的に有名となりました。今でも、ユング心理学を学ぶ、ユングインスティテュートゥがチューリヒにあります。
チューリヒ湖に面する、一等地 チューリッヒ州のキュスナハト に位置するこの家は、1908年にユングがエマ婦人と移り住み、後で5人の子供たちが一緒に住むことになったそうです。
書斎には、数多くの本が占められていて、彼のコスモスが伺えると言います。孫の一人のアンドレアス・ユング氏は、当時のユングの様子を、ユングは厳格な規律を保って、仕事をしていた、と語っていました。
Tagesanzeigerから抜粋
アンドレアス・ユング氏は、この家に1975年から夫人と住み、当時の様子をなるべく残すように努力して、この度、ミュージアムとして公開したということです。
今でも部屋に入ると、彼のパイプの匂いがする程、ユングの雰囲気が感じられるのだそうです。
見学は予約制です。
ぜひ、一度は訪れてみたいです。