アルプス住宅サービスのブログ

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池袋を中心として不動産賃貸管理業をしております!不動産に関する様々な情報発信をしていきます

こんにちは爆  笑

 

2025年も残すところ10日余りとなりました

今年最後のブログになるかと思います飛び出すハート

 

2026年は丙午馬

  • 情熱的でエネルギーが強い年
  • 世界中全体が活発に動きやすい年
  • 良くも悪くも”極端さ”が出やすい年

と解釈されるようですびっくり

 

さて、年内最後にお届けします内容は、以前記事にも上げた民泊規制についての続報となります。

 

 

 

豊島区民泊規制は本当に緩和されたのか?120日案の裏側を整理します

 

豊島区の民泊規制について、続報が出ました。


これまで検討されていた「年間84日まで」という営業上限案が見直され、
年間120日までの営業を認める方針

正式に示されています。

 

SNSなどでは


「少し前進した」
「思ったより厳しくなかった」


といった声も見られますが、
実務的に見ると、単純な“緩和”とは言い切れない内容 でもあります。

 

今回は、この120日案の本当の意味と、
いま賃貸オーナーとしてどう捉えるべきかを整理してみたいと思います。

 

 

 

  「120日営業可」=『自由に120日選べる』ではない

 

今回の見直しで、
当初案だった
「夏休み・冬休みのみ営業可(84日)」
から、
年間120日まで営業可能 という形に修正されました。

 

一見すると大きな緩和に見えますが、
実際には 営業できる期間は区が指定した日程に限られます

 

つまり、

・年間120日を自由に選べるわけではない
・指定された期間のみ営業が可能
・通年で柔軟に運用できる制度ではない

 

という点は、誤解しやすいポイントです。

 

また、
住居専用地域や文教地区では引き続き民泊は禁止されており、
新規開設できるエリアが限定されている点も変わっていません

 

 

 

 

  行政が本当に問題視しているのは「日数」ではない

 

では、なぜこのような規制が必要とされたのでしょうか。


区の会議資料や行政側の説明を見ると、主張は比較的明確です。

それは、


「民泊が増えすぎ、住民生活に支障が出ている」 

 

という点です。

 

具体的には、

・騒音
・ゴミ出しルール違反
・治安への不安
・夜間トラブル

 

といった苦情が増えていると報告されています。

 

特に問題視されているのが、
無許可で営業している、いわゆる“闇民泊”の存在 です。

 

 

 

 

  過去の記事で整理した「規制強化の背景」

 

実は本ブログでは以前、
豊島区で検討されていた民泊規制案についても整理しています。

 

その際には、

・年間180日から84日への制限案
・住居専用地域・文教地区での営業禁止
・既存民泊にも影響が及ぶ可能性
・パブリックコメントの重要性

 

といった点を取り上げました。

 

今回の「120日案」は、
そうした 強い規制案が出ていた流れの中で修正された結果 と見ると、
制度全体の方向性がより分かりやすくなります。

 

 

▶ 過去記事「豊島区民泊規制案の問題点について」

 

 

  規制強化の引き金となった「闇民泊」の実態

 

行政が警戒している“闇民泊”とは、

  • 無届けでの営業
  • 外国人グループによる無管理運営
  • 鍵の受け渡しがなく、完全無人
  • 清掃が入らずゴミが放置されル

といったケースです。

 

SNS上でも、


「夜中に知らない人が頻繁に出入りする」
「誰が使っているのか分からない」


といった近隣住民の声が後を絶ちません。

 

観光需要の回復に便乗し、
短期的な利益を狙った無許可運営が増えた結果、
地域の不安が高まり、規制強化を招いている のが実情です。

 

 

 

 

 

  賃貸オーナーが意識しておきたい3つの視点

 

今回の動きを踏まえ、
オーナーとして意識しておきたいポイントは大きく3つあります。

 

① 自分の民泊を「見える化」すること

 

  届出状況、管理体制、連絡先などを明確にし、
  適正に運営していることが分かる状態にしておくこと。

 

② 行政との対話を避けないこと

 

  規制は今後も運用や解釈が変わる可能性があります。
  情報を取りに行く姿勢が重要です。

 

③ 闇民泊との差別化

 

  管理・清掃・ルール遵守を徹底することが、結果的に

  「生き残る民泊」につながります。

 

 

 

 

豊島区だけの話ではないという視点

今回の話題は豊島区に関するものですが、
同様の動きは 他の自治体でも今後広がる可能性 があります。

 

民泊は
「観光施策」であると同時に「住環境の問題」でもあります。

 

そのバランスをどう取るか、
各自治体が模索している段階と言えるでしょう。

 

 

今回の豊島区民泊規制については、
YouTubeでも背景や考え方をもう少し噛み砕いてお話ししています。

 

文字では伝えきれない部分もありますので、
ご興味のある方はあわせてご覧ください。

 

 

「120日緩和」という言葉だけを見ると、
規制が緩んだように感じるかもしれません。

 

しかし実際には、
適正に運営しているかどうかが、これまで以上に問われる時代
に入ったとも言えます。

 

民泊を検討している方も、
すでに運営している方も、
一度立ち止まって整理するタイミングかもしれません。

 

 

【年末年始休業のお知らせ】

平素よりお世話になっております。
誠に勝手ながら、当社は下記の期間を年末年始の休業とさせていただきます。

 

2025年12月27日(土)〜 2026年1月5日(月)

 

期間中のお問い合わせにつきましては、
内容により年明けの対応となる場合がございます。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

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