快晴の二日目、帝釈峡の「岩谷エリア」へ。
アップするルートもないので、「北斗 5.12a」に取りつく。
なかなか手厳しいムーブと上部のストレニュアスな部分はあったけど、ギリギリ2便目でゲット!
★★★でよいと思います!!
しかしここまでは、わたしが今まで経験してきたことの「おさらい」に過ぎません。
岩谷の看板ルートは、「デスペナルティー5.11d」「初夜の床上手5.11d」「初夜の床5.11d」らしいです。
しかしなんちゅーネーミング。
これは個人的な感想ですが、広島で下ネタを言うと乾いた感じになるからアラ不思議。
まーこのあたりのルート名も、文化的差異ってことで。
そしてMガイドとともに、「初夜の床上手」をトライ。2ピン目でさっそくテンションかけましたが、30m近いルートをとりあえずトップアウト・・・汗。
しかし。
こ、こ、これは・・・・超面白い!!
いままでのぉー、人生でぇー、一番面白いでぇーす、ってオマエは岩崎キョウ子かっ!!と自分で自分に突っ込みを入れつつも、なぜ今まで帝釈に目を向けていなかったのかと後悔しました。
あの「オールドバットゴールド」のレッドイーグルの回で杉野氏が表現したあの感覚を得られるようなルートです。
「前腕にたまった乳酸の量と、待ち受ける課題に必要な余力を正確に把握しようと、最後のレストポイントでシェイクを繰り返し、突入のタイミングを見計らう、あの切ない感覚・・・。核心に立ち向かうための高揚感を平静のオブラートに包みこみ、ここぞというときに一瞬に破る瞬間。・・・・・大人になってからはなかなか経験できない類のものではないか」
「初夜の床上手」(まー、しかしなんとかならんかこの名前)には、確実にそれがありました。
今までもこのブログで書いてきたことですが、わたしは最初から登れると思ったルートが登れてもあまり嬉しくないのです。
このルートを登りながら、テンションをかけつつも、本当に登りたいルートに出会えた喜びでイッパイでした。
登れたときより、今の自分の技量では登れないルートに出会った時のほうが幸せ・・・・それだけは間違いない!!(笑)
そしてこの日の夕暮れ。
仲間の3人が同時にそれぞれ核心部に迫るスペクタクルでミラクルな瞬間・・・。
ビレイしながら、その3人がその時感じている「切ない感覚x3」がロープを通じて伝わって・・・・。
自分のクライミングではなく、この瞬間が今回の合宿で一番忘れられない瞬間かな。
ビレイしているとき、登っている仲間を誇りに思える。
それがやっぱり最高のクライミングかな、と改めて思えた「帝釈峡 岩谷エリア」
今まではクライミングの到達点は「瑞牆山」のワントップと思っていましたが、「瑞牆と帝釈」のツートップにシステム変更を迫られた一日でしたYO!!



