イメージ 1

 ここを登りたい!!そう思わせるラインに出会いました。

 豊田、古美山の岩場にある「ダンス、5.11b」です。年末に行ったときに
初めてみて、そう思いました。12,3mの左上するクラックです。この地の
超人気ルートらしいのですが、見れば納得。

 5日に京都のK山さんと、行ってきました。午前中、天下峰にて4本登り、
昼食後、「ダンス」に向かいました。もちろんプロテクションはカム&ナッツ。
クラックのこのグレードは非常に厳しいはずですが、一部はフェイスっぽい
登り方の模様。見上げるだけで、手に汗ジットリ・・・。

 ここはツワモノ、K山さんが先に。下部の細ーいクラックにナッツを咬まし、
テンション!!出だしから、かなり悪い模様。左上するだけあって、ムーブは
クロスを多様。ヒールも駆使しながら、核心部を抜ける。その足さばきが
まさに、ダンス!!シブいぜ!抜け口の「効き過ぎるジャム」で、手の甲を
ズルムケにしながら、抜けはりました。キャメロットは#2、#1、#2くらい
で大丈夫。

 次、私。出だしから、ぎこちない。ダンスとは程遠い感じ。ビビリすぎて、
カクカクの各駅停車状態。「ダンス」を登りに行こうと言い出したわりには、
根性ないっすね。とりあえず抜けることは出来ました。

 出せる力の120%くらい使用してしまった感じで、脱力感が凄かった
です。この緊張感がクラックの魅力ですね。

 しかしいいルートですね。これをヒラリと登ってみたい!!今年の目標の
ひとつです。

 K山さんは、3便目で奮闘しながらも完登!!いやー、いいもん見せてもらい
ました。底力の違いを痛感!

 翌日、鳳来へ移動。二人とも、前日にかなりヘビーに登ったので、鳳来の
中では、易しめのルートが多い「パラダイスロック」へ。

 「ジャストミート、5.10b」でアップ。二人で「シャムロック、5.11A」
を登って、「パイプライン、5.11BC」に移動。パイプラインは3回ずつ登り
ましたが、持久力が尽きて、完登なりませんでした。ベンチャーズサウンドが聞こえて
くるような、軽快でリズム感のあるルートでした。

 早いとこ、二日登り続ける持久力と指皮の強さを戻さねば。指皮をヤスリで削ったろうか
と真剣に考えます。

 鳳来も道がよくなって、京都まで、3時間半程度でした。近いなー。春にリベンジ
予定。狙うは、ど真ん中のライン「ドルフィン、5.12A」でしょう!!

 ちなみによく考えたら、パラダイス行ったのは8年ぶりでした。