シックハウス症候群は建築資材から発生する揮発成分が原因で諸々の悪い症状の要因になる症状を指すのですが、
特に次の三成分が原因とされ、建築基準法などで規制されています。
トルエン、キシレン、ホルムアルデヒド
特に壁クロスではホルムアルデヒドが問題になり、商品ごとに安全性の優劣を表示するようになっています。
ホルムアルデヒドは接着剤から発生します。
壁クロスで関係する接着剤は2パターンがあります。
一つはクロス本体(表紙)と裏打ち紙(壁面に貼る側の神)を張り合わせるときに使う接着剤)
もう一つは現場で施工するときに使う接着剤
です。
月桃紙壁紙は合紙する為に使う接着剤にはホルムアルデヒド発生量が極微量の接着剤を選定しています。
ホルムアルデヒド発生量の多寡を示す指標としてF☆☆☆☆という最も安全なランクになっています。
詳細は日本壁装協会のサイトをご参照ください。
|日本壁装協会トップページ|日本壁装協会シックハウスに関するページ|
F☆☆☆☆を認定するための測定項目に揮発香気成分の総量についても測定します。
ところがこの測定では精油に含まれる香気成分も含めて測定されてしまいます。
アロマテラピーを安全性の高い代替医療として扱われている皆様には納得しがたい測定項目ですが
致し方ありません。
以上前回のブログの続編として記してみました。