W211型メルセデスベンツ350ワゴンのリヤエアサス交換作業です。
こちらの車両は妻のお友達の車で、妻から「お友達のベンツの後ろの
車高が下がって動けない」との連絡が
保険会社のレッカーサービスを案内して入庫してもらうよう伝えました
レッカー車が到着しました。
レッカー業者さんに状況を伺うと、確かにリヤの車高が落ちてはいたが、
エンジンをかけると少しずつ回復したとのこと。。。
この時点でエアーポンプの作動は大丈夫そうです。
たしかに現状、車高は回復していました。
車両をリフトに入れ、早速エアサスの点検です。
テスターによる診断では、リヤの車高異常のフォルトメモリーが確認できました。
エアサスに石鹸水を吹き付けて点検しましたが、この時点ではエアーの漏れは
確認できませんでした。
W211はW221のような複雑なバルブブロックは使っていないので、
エアサス本体が一番あやしいのですが。。
一日放置してみました。
車高は全く変わっていません。
2日目、完全に落ちました
やはり原因はエアサス本体しかないだろうと思い
車両から外して点検してみました。
エア漏れが確認できました
車両に装着されてる状態ではベローズ折り返されているので、微妙な車高の違いで
穴のあいている場所がたまたま塞がって漏れる、漏れないがあるのかもしれません。
本日は将来のメカニック候補が遊びにきてくれました
軍手が左右逆ですが。。。
今回は近々お乗り換えも検討していると伺っていましたので、比較的費用を
抑えられる社外優良品に交換させていただきました。
安定化電源を接続して、テステーにて車高調整、その他のフォルトメモリーを点検。
走行テスト、再度、エアサスの漏れ点検を行い、最後に洗車して作業終了です。
I様、ご用命有難うございました。