メルセデスベンツS550L(W222型)のATF圧送交換作業です
こちらの車両は弊社のレンタカーでして、現在、走行距離は約95,000Km、
最近、4速から3速にシフトダウンするとき、何か引っかかるような症状が
出始めていました
そこで、今回はATFの圧送交換とSOD1という添加剤を施工していきたいと思います
トルコン太郎を用いたATFの圧送交換は愛媛のフリークさんで学ばせていただきました。
また、トルコン太郎に対応したメルセデスベンツ用のツールも購入させていただきましたが、
W222型のメルセデスに使用した実績がないとの事なので、まずはW222に適合するか、
検証するところからはじめました。
ATFを抜いたはいいが、入れられないんじゃどうしょうもないですからね
フリークの野間社長からは、「使っている部品は同じだから多分使える」という
ことは伺っておりました。
現車で確認すると。。。
問題なく接続できました
それでは安心してATFを抜いていきたいと思います。
先ずは、オイルパンのドレンから。。
ATFは比較用の瓶に採取しておきます。
オーバーフロープラグを打ち抜き、オイルパンを外します。
オイルパンを外すと、フィルターも同時に落ちてきました。
中で外れかけていたのでしょうか?
フィルターは新品と比べるとかなり汚れていることがわかります。
この時点でATFは約5リットル抜けました。
オイルパンに付いていた磁石はご覧の通りです。
次にアイドリングストップ用のオイルポンプを外し、コンバーターの位置を合わせ
コンバーター内のオイルを抜いていきます。
ドレンボルトを外してみると、車をリフトに入れて1日置いたせいか、
殆どオイルは出てきませんでした
大体100ccくらいでしょうか?抜けました。
色々なブログ等を拝見するのですが、よく「3リッターぬけました~」とか
目にしますが、この車両は違ったようです
次にバルブボディーを外してソレノイドバルブ等、洗浄していきます。
車両側もできる限り洗浄しておきます。
ガスケット類を交換して、それぞれの部品を組み上げていきます。
No.2に続きます