理事長達平成27年度第01号

鉄道輸送警備隊に於ける安全対策の抜本的改定に関する命令


宛 鉄道輸送警備隊執行幕僚長

発 理事長


 平成28年02月15日月曜日11時55分頃、都内で発生した劇団員による死亡事故が発生した。

 現状では司法機関による捜査が行われているものでもあり、原因背景等不明ではあるが、鉄道輸送警備隊第三業務隊(北総新選組)に於いても殺陣演武の公演を行っているが、本件死傷原因と近似なる装備を使用している関係上、道義的懸念を払拭し、来訪・観覧旅客並びに要員の受傷事故防止を更に強固とするべく、本年03月以降の流山市流山・新選組本陣跡等に於ける防災・観光創造事業の開始までに安全対策の抜本的改定について具体策を作成し、告知すると同時に各関係要員に徹底を図られたい。


 現状、第三業務隊が行う殺陣演武は、刀技の基礎たる刀法・受身・体捌を基本動作とし、原則として特定の場を除いて刃合わせを禁止とする一方、その装備品に関しては随時目釘緩みや柄などの破損の有無に関して点検を実施、併せて指導担任者(副隊長)による実施時の防災監視を行っているが、多数来客時など不完全な点も多い。

 またアクターアクションテクニックとしての殺陣との認識が一部要員に見受けられる事から、決して従前の安全対策が万全に機能するものでは無い。

 特に第三業務隊は、殺陣師・林邦史朗先生の直接指導を賜った最末席とは言え門下であり、殺陣に於ける防災に生涯を捧げられた師匠の遺訓を門下が曲げる事は決して許容されるものでなく、速やかに具体策を策定し実施されたい。


以上 理事長