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私はロンドン派!


ジョルジュ・ランベール・カシミール・ナゲルマケールス
この名前を言えない人は
おおよそ豪華列車を語る資格はなく
この人間の功績を知らない人は
おおよそ列車企画を創る力はない


コンパーニュ・アンテルナショナリ・デ・ワゴンリ・グラン・エクスプレス・ユーロパ

直訳すれば
国際寝台車欧州急行列車株式会社

オリエントエクスプレス
と言う文言は知っていても
「ワゴンリ」
と聞いてピンと来る人はとても少ないんです

そのオリエントエクスプレスを運行実施していた列車会社がワゴンリです
オリエントエクスプレスは
多くの鉄道企業のレールと機関車と機関士を借りて
ワゴンリ社が運行していた特殊列車で
日本に置き換えますと
日本貨物鉄道の貨物列車に近い形態であります

現在多くの貨物列車は
旅客鉄道会社のレールを借りて運行されております
第二種鉄道事業とも言われますが
この仕組の発生で
法制上は日本でも「ワゴンリ」が実現出来るようになっております

単に豪華
と言うことだけで
オリエントエクスプレスが有名なものではありません
無論高額ではありましたが
旅客快適度を主眼として客務と言う視点から
「ハードとソフトの融合による高品質のサービスを実現する」
このワゴンリ社の創始者で初代社長である
ナゲルマケールスのこのコンセプトは
ワゴンリやオリエントエクスプレスそのものは
時代の流れの中で消滅しましたが(ワゴンリ社は今日も旅行会社として存続)
その視点は
今日もなお
眩しいほど輝きを
増しております

そのワゴンリ社の代表列車が
「フレッシュドール」(ゴールデンアロー)

「コートダジュール特急」
とも言われる「メディテラネエクスプレス」群

濃紺の客車は1988年に来日したワゴンリの代名詞とも捉えられましたが
実は濃紺塗装の客車はそもそも
観光用として地中海方面(コートダジュール便)に運行された専用機材のもので
その強烈なインパクトが
後々ワゴンリ=濃紺客車となったものです

このナゲルマケールスが最後に夢としたものが
「東京エクスプレス」
と言われております

晩年に
ウラジオストックまで至る「シベリアエクスプレス」を
実現した際に
日本の鉄道省と提携して
東京~米原~敦賀港~ウラジオストック
の「国際連絡輸送」を実現し
国鉄の主要駅でも
欧米への列車と船舶による国際連絡切符が発売され
昭和55年まで国鉄上野駅でもその看板?が出札倉庫に転がっておりました

このシベリア連絡便は
莫斯科(モスクワ)・伯林(ベルリン)を経由して巴里東(パリ・ガルデオスト)駅へ
巴里北(パリ・ガルデノール)駅から倫敦(ロンドン)まで

東京~倫敦間
そしてニューヨークまで
船と汽車だけの連絡体制が
ロシア革命まで存在しておりました


こんな時代であるからこそ
その国の
その土地に住む人々の
顔を見て行く旅こそが
真意の国際理解
いや
本当のグローバリズムではありませんか?

そんな倫敦行国際急行なら
小生も乗ってみたいものであります。
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