「青春」と聞いて1番に思い浮かぶのは? ブログネタ:「青春」と聞いて1番に思い浮かぶのは? 参加中
当時小生は未だ17歳でありましたが
日本国有鉄道全線乗り放題の企画切符
「青春18のびのびきっぷ」
まさに小生
青春ど真ん中の
青春
でありました

昭和57年03月20日から通用開始・・・

一日券と二日券がセットで
確かワッペンまで付いて8000円
これで7日間だか使えたと・・・

この切符
興味もあり
仲間で話題にもなりましたが
「全線通用・等級等限定の普通列車専用乗車券」
この頃
夜行急行大盛況でありました東京北口の上野駅に勤める者としては
結果として
「オールローカルトレイン」
の切符よりは
自由乗降区間で
自由席なら特急も使え
その域内まで急行も使える
「均一周遊券=ワイド周遊券」
のほうが利便性が高く
そんなそんな研究なんてされておりませんでした



そんなポスターを眺めて仲間と三人で
「青春18まびのびきっぷ」

規程上分類をお喋りして・・・

その半月後だったのですが

小生学生臨時雇用員
つまりアルバイト駅員として
勤務しておりまして

そんな
昭和57年03月19日宵の口

中央改札口の担当となりまして

何時もの様に淡々と過ごしておりますと・・・
二十歳代くらいの男性がお尋ねを・・・
「山口線の快速・やまぐち号に青春18のびのびきっぷは使えるのか?」
それもその夜に東京駅を出る
夜行普通列車大垣行に乗車し
明後日に小郡(現・新山口)から御乗車で
「快速やまぐち」の指定席を既にお持ちに・・・

さて困った・・・

改札事務室・中央案内所から始まり
内勤(駅長室)
最後は東京北鉄道管理局営業部・・・
中央案内所にわやわやと助役さんが集まり
小生も営業規程など引っくり返し
問題は
「指定席はこの切符で通用するのか・・・」
全線だけど普通列車で自由席だけ使える
何か何処かのチラシかポスターかでそんな文言があったのです



「ああ、快速列車は普通列車の一部だよなぁ、列番そーだろ」
初老の助役さんが仰り
「なら通用。指定券ってったって、普通(席)だんべよー」
「んだなぁ、行けるべな」

局営業部も「時間」との戦いの中で
「一筆承知」
で裏書するものとなりまして

「お客さん、この切符で行けると判断しましたが、万が一小郡の車掌さんなんかに何か言われたら、このメモを見せて・・・」
とメモだったか指定券だったかに
「18きっぷ乗車認可 上野駅助役○○」
と鉄道電話番号を添えて御客様にお返ししたのです

国電へ向かう階段を上がる御客様の背を見て
誰もが清清しい顔をしていたことを
今も記憶しております



「やまぐち特例」
と呼ばれるようになるのですが

確かにその夏の「青春18のびのびきっぷ」のポスターには
「普通・快速列車の指定席も別に買えば乗れます」
と言う文言が入ったのです

その03月19日の夜勤が終わった後
仲間と上野公園に
「散歩」
に出て
事の次第を報告
もっと制度を勉強すべえ
なんて
まだ硬いつぼみの桜並木の下で
話したものであります

それが数年後の
団体専用列車や蒸気機関車企画支援などで
どれ程助かった事やら

青春時代
そんなことで駆け回った些細な思い出ではございますが
三十年を経て
「青春18きっぷ」のポスターを見ると
そんな春手前の
ちょっと寒い夜を
今も思い出します