最近、感謝したこと、されたこと ブログネタ:最近、感謝したこと、されたこと 参加中
嘉永七(1855)年にネーデルランド王国で起工された
日本で最初の西洋式スクリュー装備の
蒸気機関・帆走併用船
咸臨」(620t)

二年後に長崎で
幕府海軍実習艦として使われ
勝義邦(海舟)や榎本武揚中島永胤(三郎助)などを初めとして
後々の日本海軍の基礎を構築した多くの人材を育て
太平洋を横断
小笠原諸島を探検し
九年後に蒸気機関を外し
その後も徳川家海軍の輸送船として活躍
榎本和泉守率いる脱走艦隊に並び・・・


嵐にあい
僚艦・蟠竜丸と共に駿河国清水に入港し
慶応三年九月十一日に新政府軍に接収され

明治三年九月十一日
伊達家家臣・片倉氏の旧家臣401名を乗せて
北海道・小樽へ向かう途中
北海道上磯郡木古内町更木岬で座礁沈没した

幕末維新時期に
日本で就役していた軍艦の多くが中古だった中で
この船は
「Japan」
ヤッパン号と称されて
新造され
わずか15年で消えた
日本海軍のみならず
日本の海運の夜明けも切り開いた船

常在戦場!~安房守義将之勝手御免~←咸臨の錨片

昭和59年
更木岬で朽ち果てた鉄塊が発見され
歴史研究家・あさくらゆう先生が
現地関係者の許可を得て採取
平成18年09月20日
この鉄塊が「咸臨の錨」と断定され
大切に保管されていたそうで

先日
北海道鉄道研究会設立三十年を祝して
あさくら先生より
北海道鉄道研究会創立者褒章
として小生に下されました

常在戦場!~安房守義将之勝手御免~←感無量

小樽へ向かい
そして辿り着けなかった
その因縁と思い
小生には深く深く
まさに感慨でございます

貴重なものを賜りました感謝と共に
その錨が小生の許に巡り来たる妙縁
それは重大な
そして重い責任を再認識させてくれた
宝珠でございます

新しい時代の幕開けは
華々しいばかりではございません

小生の如き愚物が
この国の「夜明」を呼ぶべき行動を遺せるかどうか

国の勲章より
この鉄塊は
他ならぬ小生の勲章であります

ありがとうございます!

そして
勝安房守義邦殿
安房守の名を語るこの愚物が
単に全く詰まら無ェでぐのぼうとなるか
それとも世に憚る大うつけと相成りますか
このアンカーに刻まれた無数の夢と共に
どうぞ見てやっておくんなさいまし。