日本放送協会・大河ドラマ「龍馬伝」で池田屋事件を6月6日に放送
 日本放送協会(NHK)ホームページによると、現在放送中の大河ドラマ「龍馬伝」で6月6日、「池田屋事件」シーンの放送がされる。
 元治元年六月五日(1864年07月08日)22時過ぎころから京都・三条木屋町にあった旅籠・池田屋に参集中の二十余名の浪士など政治テロリストに対して、京都守護職管轄下にあった警察部隊・新選組が一斉検挙を行い、テロリスト側9名が死亡・4名が逮捕され、その後の掃討で二十余名が検挙された「池田屋事件」。
 平成十六年の大河ドラマ「新選組!」でも高い視聴率を獲得し、その後の「新選組ブーム」を押し上げたターニングポイントでもあったが、今回はその六月五日を意識してなのか、翌日06月06日に放送されるものとなった。
 今回の主役はあくまで坂本龍馬直柔だが、近年のゲームやテレビアニメの影響で再び若い女性を中心に新選組熱が向上しつつあり、制作サイドも無視が出来ない様子である。

 特定非営利活動法人交通文化連盟では平成十六年03月から、地域観光活性化の試験的実施として総武流山電鉄(当時、現在流鉄)流山駅頭に於いて、この新選組局長・近藤勇(流山来訪時は徳川家若年寄格・大久保大和守剛)と副長・土方歳三(流山来訪時は徳川家旗本・内藤隼人)の永遠別離の地である「流山新選組本陣跡」(近藤勇陣屋跡)への誘導案内(同年05月からは本陣跡仮設カウンターで観光案内と保安に変更)を、鉄道輸送警備隊が実施部署になり晴天の土日祝日に実施して来たが、来訪客が激減した平成十八年からは日曜・祝日のみに展開を縮小していた。
 現在、定期的に新選組史跡の観光案内ボランティアを実施しているのはこの「北総新選組」(鉄道輸送警備隊第三業務隊)のみとなったが、この「大河放送」効果に対応すべく、現在多角的な接遇策の準備を行っている。

 特に「その」06月06日(日曜日)には、第一機動警備隊などの他部署のメンバーも含めて、来訪拡大の接遇等特別研修が行われる事が05月17日(月曜日)未明に急遽、鉄道輸送警備隊執行幕僚長から指令され、「応戦準備」を整える方針だ。

 これに先立ち、05月15日(土曜日)より、従前は廃止としていた「土曜派出」も一部復帰させ、慢性的な要員不足の解消も狙うとしている。

 他方、交通文化連盟事務局では、当初より流山市や千葉県等地方公共団体や観光協会からの財政支援・助成等一切を受けて来なかった交通文化連盟では、イメージアップ用の模擬刀や羽織等装備品の老朽化が目立って来ており、下駄など老朽化による要員の負傷が発生した事などから、本格的に寄付金活動を行う検討に入った。
 これは当初、募金箱を設置したものの観光協会がその撤去を「強要」し、特定非営利活動法人であるにもかかわらず募金・寄付金の募集が出来なかった為だが、流山市が財政的逼迫と意図的とも受け取れる観光客対象配布物の提供を拒んだ事などから、現在それら来訪客への配布物は全て交通文化連盟社会局予算から拠出する他、一部売店収入を活用しているものの、これまでの累計で装備品予算だけでも他事業の執行予算額を大きく上回っている現状から、定額の寄付金制度として一般からの支援を得る方向に転換したもの。

(論説)

 現地だけ見ても、観光来訪客はここ2年増加傾向で、市・観光協会・他新選組関係私的団体を含めて、この「本陣」での無料による定期一般来訪客受入接遇活動は「北総新選組」が唯一で、それも他市町村では見られない「珍事」であるが、唯一つの行政側協力だった「羽織の無料貸与」も、不明瞭な指示・処理等が頻発している事から、法的措置も含めて理事会等で対策を検討していたもの。
 この対策として、陳腐化・老朽化している装備の改善は急務ではあるが、行政等の不協力を鑑みると当該事業にこれ以上の予算傾注は余りにも不利益であり、その財源は一般の理解を広く訴えた上で、独自に確保すべき、との方針が固まった事から、具体的に定額寄付を検討するものとなった経緯がある。

 また、不実な意図的妨害に於いては、今後刑事的措置も含んだ上で、この「地元への溶け込みによる地方観光創造事業」を防護すべきであり、断固とした態度で臨む旨の基本方針も内定した。

 以前より不実が多かった「流山での新選組活動」だが、既に現場は我慢の限界で、「流山での池田屋事件」による不逞と誤解の解消も近いかも知れない。

 更に、それまでのボランティアに対する教育指導の甘さも指摘されている。
 学生のしかも女性が数多く集まった「北総新選組」は、女性の担当隊長と女性の担当副長によって運営されて来たが、低年齢と人数の多さによる個別指導の不徹底が、今日「現場要員の深刻な不足」を招いているのは確かである。
 もっとも、近年ボランティア人口は増加している一方、無償であるべき「本来真意のボランティア」は、ことに高齢者層を中心に不人気である。
 これが「有償ボランティア」などと言う支離滅裂な日本語の登場を招いているのだが、有償ならばそれはボランティアでは無く「アルバイト」で、民間事業者とほぼ同額の料金を受け取って、個別にサービスを提供するものは「ボランティア」では無く「ビジネス」である。
 欧米型のボランティアやNPOの直輸入は、根本的にその環境・風土の異なる日本では余りにも違和感がある。
 その「プレ」が、学校や家庭でのボランティアに対する否定的見識を生んでいる事は、31年のボランティアシステムとして幾多の経験を蓄積した交通文化連盟の幹部には「痛感」出来るという。

 その結果として、ボランティアそのものの基本や理念が全く理解出来ない学生が増加している事も事実である。
 ボランティア、ことに社会文化ボランティアは学校の部活動などとは異なり、即席に結果を得られるほど生易しいものでは無い。
 ボランティアとは「義勇兵」を指す言葉だとどれだけの人が理解しているのだろう。
 しかし頑固に「無償で身体生命を張るもののふボランティア」を貫く交通文化連盟鉄道輸送警備隊に期待する人も増えているのは事実である。
 その義に応える事が、「平成乱世もののふ」の心得であろう