ブログネタ:今日の天気の感想
参加中 10月25日日曜日午前05時に
新松戸駅から常磐緩行列車に乗り込んで
小雨混じりの京急田浦駅から「横鎮」こと
海上自衛隊横須賀統監部・別名「船越基地」に着いたのは
07時21分・・・
急いで手続きをしまして、
乗り込みましたのは
DDG171「はたかぜ」。
1986年03月就役の全長150メートル・4600トン・第三世代ミサイル護衛艦「はたかぜ型」の一番艦です。
この護衛艦は「自衛艦隊」の第一護衛隊群(横須賀)に属する
「主力部隊」の一つです。
さて、08時00分。
「主力部隊」の一つです。
さて、08時00分。
軍艦旗の掲揚後、
大湊地方隊所属のDE227「ゆうばり」とDE228「ゆうべつ」
こちらは全長91メートル・1470トンのミサイル護衛艦ですが、
これら僚艦と共に猿島沖を経由して浦賀水道へ・・・
この頃から風雨更に厳しく・・・
最初は後部甲板に毛布を貰って座っていた一般観覧客も
三々五々艦内に・・・
揺れも加わった頃、
今回の観艦式に参加する艦隊が威容堂々
相模湾を目指して・・・
さて。
今回全活動・作業を停止してまで小生が観艦式に臨んだのは、
特命幕僚部専任参謀・主任・佐藤但馬守が仲介してくれた「観艦式のきっぷ」が、
単なる見学入場券などでは無く、
「乗艦券」だった事で・・・・
何せ11日日曜日には第三業務隊と特幕合同で海上自衛隊下総航空教育群の一般解放に出掛けて、
今年こそ!
と意気込んでYS試乗を狙って外したばかりなもので・・・
さてさて。
各自持参の食事を済ませて・・・
お昼になりまして、
今回の観閲艦でありますDDH144「くらま」(佐世保第二護衛隊群旗艦)に
鳩首の代わりに乗り込んだカンカンこと管副総理がC60系ヘリで御着きとなって
観艦式のはじまりです。
先ずは祝砲・・・
え・・・
耳栓の配布してますが・・・
目の前に127ミリ単装速射砲がございますが・・・
はい?
どおん!
って・・・・
思ったよりも乾いた音です。
空砲ですが迫力満点。
同時に船越を出たDE227・228の「ゆうばり」「ゆうべつ」が対潜ロケット弾「ボフォース」を打ち出して
足元にも振動が伝わりまして・・・
P3Cのフレアも綺麗で・・・
ああ
これは潜水艦からのミサイル除けの「眼暗まし」で・・・
上のASR403「ちはや」は呉に所属する第一潜水隊群の潜水艦救難艦。
DSRVと申します救助潜水艇を抱えております。
全長は128メートルで5450トン。
船越では岸壁から先ずこのASR403「ちはや」に乗り込み、
タラップでつながった先のDDG171「はたかぜ」に乗り込んだのです。
その先のものはイージス艦と呼ばれる護衛艦で、
DDG173「こんごう」(佐世保第二護衛隊群)と申します。
大きさは旧海軍の巡洋艦クラスですが、
兵装だけをみれば十分「戦艦」。
何せこの同じシリーズの護衛艦は、
弾道ミサイルをミサイルで打ち落としています。
全長161メートル・7250トン。
米国がイージスの発祥ですが、
無粋な米国盾船(イージスとは盾を意味します)とは違って、
美しいフォルムです。
で・・・
台風20号に巻き込まれた秋雨前線はバッチリ刺激を受けて
更にこちらへ向かっている・・・
途中見物の民間クルーザーがございましたが、
スゴイ勢いで波に翻弄されておりました・・・
一方で荒海を行く護衛艦隊。
全長141メートル・5650トン。
横須賀を母港とします掃海隊群に属しております。
そしてその後ろに重なってDDH144「くらま」が見えます。
1981年03月に就役したヘリコプター搭載型の全長159メートル・5200トンの護衛艦です。
「しらね」型二番艦として作られたもので、
後部がヘリ甲板となった為か、
127ミリ単装砲が二つ並んで、
それに続いてアスロックランチャー(ミサイル発射装置)の「箱」が付いてのブリッジ。
そんな「ハナの長い」船、ですし、
艦上構造物のあちこちに白や赤の「飾り」をして
「観閲艦」
を表しておりますから
スグに判りました。
14時過ぎに観艦式は無事終了。
伊豆半島の近くまで行きましての「嵐のクルージング」は
寒さと眠さに苦しめられて・・・
そんな時に
「はたかぜ」乗員の皆様の何の優しいこと・・・
やはり
「海の男はジェントルでダンディー。」
なのですね。
殊にヒゲの一曹さんはとても細やかな気遣いを殆どの「ゲスト」にしておられました。
昔・・・
米国海軍第七艦隊旗艦「ブルーリッジ」の士官さん達を
小樽の露天風呂に御案内した折、
是非にと御招待頂いてその夜、
停泊中の同艦内でのレセプションに・・・
その際に海上自衛隊の二佐さんが
「いやあ、米海軍の兵隊はみんながみんなジェントルでは無いからねぇ、あなたは運が良い。もっともウチ(自衛隊)だってタチの悪い奴は居るけれど、基本・・・海の男はジェントルでダンディーでなけりゃねぇ。」
と申しておられました。
と申しておられました。
小生の父の兄のうち二人は「海軍」で、それぞれ南方などで「乗艦撃沈・名誉の戦死」となっております。
小生の父も海軍航空隊志望だったそうですが・・・
16時10分に横須賀・船越に帰港しまして、
雨の上がった横須賀では、
夕日もさして
カモメ達もしきりに挨拶をしてくれました。
そして。
夜のニュースに釘付けになりました。
そのDDH144「くらま」が27日20時前、関門海峡で韓国のコンテナ船と衝突して炎上・・・
その瞬間、
「はたかぜ」で優しくして頂いた乗員の皆様や、
港で一人一人に御礼の敬礼をされていた自衛官の皆様・・・
その顔がふわっと浮かんだんです。
降りる前にブリッジ上方の「戦闘指揮所」で、
「無事故たらむ」
と法華経少々黙誦しまして、
ともかくもこの優しき海の「もののふ」達の安全を祈ったものですから・・・
何が悪いとかと言う問題では無いのです。
「一度船に乗ったら家族と同じ」
古来から船乗り達に伝わるこの国際的精神と同類のものでして・・・
ともかくも負傷された方々の一日も速い御平癒を
祈るばかりでございます。



