人間とは何と切ない生物だろう。
渋谷のハチの話が映画になった時、
ついついそれを見て後悔したものです。
ハチが絶命の間際に見たものは優しい御主人様の笑顔。
事実か真実か。
そんな雑な人間の論評などどうでも良い。
南極のタロ・ジロは、
稚内で生まれたときから世話になったボス=福島越冬隊員を
ひたすら待っていたんですね。
殆ど無謀とも強引とも思える連続の南極観測隊への参加を果たせたのは、
そのタロ・ジロの思いを無意識に感じた福島越冬隊員の行動以外何ものでも無い筈です。
ちなみに・・・
映画「南極物語」で高倉健さん演じる方のモデルがこの方で、
この任務中、
他のイヌを探すとして探索に出たまま行方不明になり、
後年再開した観測隊員が遺体を発見したものです。
その兄弟は死して後、
国立科学博物館と北海道大学に引き裂かれて置かれています。
人間とは何と切ない生物なのでしょう。
それを本能なのだとシタリ顔で言う無粋な動物学者の推論などどうでも良い。
そして今度は石岡のコロの話です。
(朝日新聞電網版 )
会いたい人がいる。
その会いたいとする行動の根底にあるものは何でしょうか?
小生はただ単に、
無条件に大好きな人の笑顔が見たいから、
その愛する人にぬくもりや優しさを与え続けているのだと信じるものです。
それが生命。
曰く「仏」の異名也。
その「仏」に囲まれて毎日を過ごす事の
何と素晴らしい事か。
それさえも公害として処分すると言う。
確かにそのまま放置して置けない理屈は理解出来ます。
ですから善悪では無くて、
人間とは何と切ない生物なのでしょう。