いくら美男美女でも、これをやっちゃおしまいよ! ブログネタ:いくら美男美女でも、これをやっちゃおしまいよ! 参加中


 って、判らない方に例えて、本文の前に、申しておきましょう。

 美人だのブスだのと言う判断ってぇのは、実は極めて個人的な感覚での評価なんですよ。

 こりゃ美男子も同じ。

 その評価を言いふらすのは無粋ですわ。

 更に、

「それに比べて、あの子って不細工だよね」

 なんて比較して侮蔑しちまったら、マナーを通り越して刑事事案になっちまう事だってあります。

 心に思うことを全部、口にしちまうのは軽率ってぇか、馬鹿にしか見られ無ぇんですよ。

 今回の航空幕僚長の論文問題ってぇのは、はしょっちまえばそんな所です。

戦人 鞘を抜かずに勝つ極意 これぞ誠の武士道ならむや

 言論の自由ったってねぇ、航空幕僚長で空将ってぇ言えば、空軍奉行で総大将ですよ。

 勝安房だってねぇ、如何に慶喜と相性が悪いったって(個人的には異論)、慶喜の「恭順」ってな基本方針に逆らってまで官軍攻撃なんぞしたら、そりゃ罷免ですぜ。

 今も居たんだねぇ、源田実の信奉者ってぇところですかねぇ。

(※真珠湾攻撃の時に海軍第二航空戦隊参謀で、神風の立案者の一人。戦後は航空自衛隊航空幕僚長。)

 でもね、とりあえず将軍がさぁ、オカミに逆らってですよ、

「いゃあ、マトモな武器を持って気に入ら無ぇ国にドンパチ仕掛けてぇんだぜ。」

 なんてハッキリ言っちまったら御仕舞よぉ。

 更にさぁ、そのドンパチん時に田母神さん、アンタF15に乗って最前線に突っ込むかぇ?

 大将の心得ってぇのは、

「我に続け」

 でしょ?

 曲解されていますがね、忍者なんかが良くやっている

「臨兵闘者皆陣列在前」

 ってぇのは、戦闘指揮官の心得を語った話でね、呪文と言うか「基本的行動標語」みてぇなモンですよ。

 工事現場で朝礼の後に皆で言う

「ゼロ災で行こうっ!」

 と同類ですわなぁ。

 戦闘指揮官は、「兵をして闘いに臨む者は皆、陣列の前に在りなん」

 ってな事らしいんですが、今日の将軍は安全なシェルターの中からモニターと電話で最前線に指示するだけですもんね。

 で、失敗しても切腹なんて無いしね。

 それじゃあ、説得力がございませんやねぇ。

もののふの 心得一つ 人ならむ 大義掲げて率いるも人

 ただ、気持ちは判りますよ。

 警察官は、庶民の眼に接していますから、ああ頑張っているんだなぁ、街を守ってくれているんだなぁ・・・

 なんて実感出来ますしね、その分評価も批判も激しいんですが・・・

 自衛隊の場合、多くの市民生活の場面では眼にする事すら少ないですものね。

 小生如きは好きなものですからね、頭の上を行くロールスロイスのエンジン音に、

「ああ、また勉強しているのね・・・」

 と、YS11(下総航空基地教育隊所属、対潜哨戒機P3Cの搭乗員訓練用として使われています。)に眼を細めて、

いやむしろ喜んでおります。

 国道6号線で時折見かける陸自の車両も、

「ああ、怪我しないでね・・・」

 と見ております。

 でも・・・

「どうして日本は戦争していないのに、軍隊があるの?」

 なんて子供が真顔で尋ねた時に、軍事根拠による平和維持ってな理屈をちゃんと説明出来る人ってどの位いるのかしら?

 そんな無理解の中で、まぁ結構多額の銭が掛かるんですね、国防費って。

 更に出来の悪いアメリカ製の兵器を押し付けられているでしょ?

 空自なんざぁ、特に海陸と違ってアメ軍が威張って、どうしても下っ端扱いされんだとか・・・

 そんなストレスの中で、自分達の仕事にモチベーション高めて行く、なんてぇ役割を仰せつかったら、歴史認識の曲解だって、市谷(防衛省本省)や永田町(政府・与党)とだって喧嘩したくもなりますよ。

 なら無くても良いのか、ってえ事になるんですよ。

 すると、いやいや、そこまで言っていない、なんて言われるんですわ。

 持ち上げるまでは求めないけれど、地域行政や一部市民の無理解・・・いやむしろ敵意?

 特定非営利活動法人の外務統括者、つまり・・・そんなものを受け止める担当者としては、愚痴どころか喧嘩の一つもしたくなりますよ。

 更に現場の指揮官も兼ねてますからねぇ・・・

 余りに無理解だと、確かに士気なんざぁ削がれますわなぁ。

 ウチもそれが原因で随分と優秀な部将を失いましたもの。

 でも、今更に天皇陛下万歳と飾って、まさにその帝の御心に背いて戦争おっ始めた事を美化するのは止めましょうよ。

 まぁ今日の本格的戦闘の場合、ドッグファイト(戦闘機同士の空中戦)よりもミサイルの打ち合いがメインですからねぇ。

 自衛隊員より、一般庶民の死傷者の方が圧倒的に多いんですぜ。

 もっとも、どなたかが唱えた、

「日本人の様な農耕民族は元々が平和を好む」

 ってぇのには異論がございます。

 無鉄砲ってな点では、世界随一の戦争大好き国民ですよ。

 全く、現場を考えない奴が上だと苦労が耐えませんねぇ。

 まぁ一番の問題は、田母神さんにはどんな馬鹿な殿様でも、それに仕えている身として、

「守らなければならない忠節」

 が欠落していた事、なんですがね・・・