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秋深く 桜恋しい 夕暮れに 裸木仰ぎ 命探さむ

 花と言えば桜でございます。

 違うってな御意見もございましょうが、まぁ花ですわ。

 それも、春の訪れを我々に知らせてくれる、大変ありがたい花です。

 その桜は花を落とした瞬間から、次の春に花を咲かせる準備をするんだそうです。

 仏法で曰く生命もまた同じだそうでございます。

 生まれた瞬間に、次の誕生の為に生命を磨きだすのだそうです。

 生命流転の進化論とも言うべきでしょうが・・・

 ですから、一つとして同じ人生なんかぁ無いんだそうです。

 まぁ、他人と違うっ!て言いたいけれども、どっかで同じモノを求めちまう。

 違う生命なのに、何と無駄なこってしょうかねぇ。

凛として 時に咲かせる桜花 毀誉も知らずに我が道のまま

 時代に逆らうってぇのは、言うより格好の良いものではございません。

 しかし、浮世の論てぇモノほどいい加減なモンもございません。

 ボランティア、なんてぇモンだって、三十年前は阿呆とか好きモノとか言われたモンです。

 小生の先輩達は、そんな無理解毀誉褒貶にも毅然としておりました。

 当時、C623機復活だなんて言っても誰も相手になんかしてくれりゃしませんでした。

 で、走った。

 しかし、自分達の夢が実現した事の喜びよりも、無数の人間の生命を削った祈りとも言うべき覚悟と行動があった事、それらが全く語られずに過ごされた事の怒りの方が強かったモンですし、第一我等の故郷・国鉄が消えると言うやるせなさと身体を切り刻まれる苦痛・・・

 山奥に誰に眺められる事も無くて、それでも桜だけじゃ無くて無数の花が咲きます。

 それらは我が使命のまま、咲くんですわ。

 小生は、その咲く「人間」てぇ華を、御紹介させて頂く事と、その「使命」をちゃんと後世に繋げるのが役割にございます。

 勝義邦さんは言い事を言いやがる。

行蔵は我にあり、毀誉は他人の主張

 これが凛ってぇモンですよ。