今まで見たヘンな夢を教えて! ブログネタ:今まで見たヘンな夢を教えて! 参加中

 B`zの曲の題名にんなのがございましたネェ。

 さて十九年前の事です。

 ちょいと軍資金稼ぎに警備員なんかしておりました頃のことでございます。

 某百貨店の改善工事に伴う特別警備ってので、毎週数日の夜間のみ現場に出ておりました。

 この頃にはシナリオの訂正なんかがメインだったドラマ屋稼業でして、そんな立場には施設警備は最適だったんですね。

 通常の警備室とは別にボックスを仮設して貰いまして、商品搬入口を夜間も開けたままとしておりまして、その出入管理をしていたものでございます。

 警報が鳴りますとまぁ玄関前に誰か居るってんで、通常は常駐隊が飛んでゆくのですが、こんな時には電話一本でこちらが様子を見て上げたモンです。

 その分、常駐隊がゆっくり寝られるってな寸法なんですね。

 警備室には常に誰か起きておりまして、モニターでの監視をしているのですが、本来契約では2名は起きている事になっているものの、「サービスディ」の時には1名で済むんですね。

 警備会社には報告せずに、百貨店総務課と協議してそんな風にしちまったんですが・・・

 ある時、夜勤明けで帰ろうとしておりますと、常駐隊の隊長に呼ばれまして・・・

「会社から、君が特別隊の隊長代理と言う格で扱ってくれって言われてね、ユーザーさんのところへ行くんだけれど一緒に・・・」

 いやいや、あたしゃアルバイトよん。

 まぁ警備員の七割はアルバイトですからね。

 で、残業代給付の約束を取り付けて総務課へ・・・

「いや、脅迫状が届きまして・・・」

 この商売にそんな嫌がらせは付き物らしいんですが、しつこく数通が寄せられたので、警備の強化を依頼したいってな事で・・・

 で、

「隊長代理、何人なら行けますかね?」

「まぁ、常に巡回と言うよりは、いざって時に飛び出して動ける人数を確保すれば宜しいかと・・・特に23時から翌朝05時は仮眠もございますから、常駐隊が2名・・・最近は1名ですしね・・・この時間だけプラス3、でしょうか・・・」

 で、帰り道に警備会社に立ち寄りまして話をしまして・・・

「凄いねぇ・・・営業しちゃったんだ・・・あの会社煩いんで皆行きたがらないのよ、そのまま営業しちゃってよ・・・」

 で、帰宅して・・・

 その数日後に総務課長が青い顔してボックスの前で小生が来るのを待っていたのです。

「今度は爆破するって・・・建物を粉々とか・・・」

「いや、この鉄骨コンクリの大きなものを吹き飛ばすにはトラック一台くらいの爆薬が必要ですから、ハッタリとしても威力業務妨害で警察に・・・」

「こんな商売ですからねぇ、警察沙汰は・・・」

 増員は急遽翌日から実施される事になりました。

 その増員初日、研修の人間を含めて通常より+5の7名で・・・

 その仮眠中に・・・

 そのお店の入口テンパー(ガラスの扉)の前を巡回していたら、足元に500円玉が落ちておりまして、それを拾おうとして屈んだら

「シューッ」

 と音がしてミサイルが飛んできた・・・

 と言う夢を見たのです。

 その日はその夢の話をしてみんなで大笑いしたのですが・・・

 数日後。

 真冬の師走の午前2時。

 暖かいお汁粉の缶飲料が駅前の自販機に置いてありまして、これを買いに行く序に交番に定時報告しまして・・・そのオマケで巡回・・・

 これは小生の日課になっていたのですが・・・

 で、夢に見たテンパー前に・・・

 するってぇと、500円玉が落ちているじゃ無いですか!!!

 夢のことなど忘れて、ラッキー!(ってこのままネコババしたら占有離脱物横領なんですがね・・・)

 と屈んだ瞬間!

パリーン!

 と・・・

 同時に急発進する黒い乗用車!

 テンパーを見ると蜘蛛の巣状のヒビが・・・

 音に気づいて特別警備隊の部下や交番のお巡りさんも飛んできました!

「おい、これ君まともに立っていたら当たっていたよ・・・まぁ死ななくても骨は折れたよなぁ・・・」

 この器物損壊事件はその後も被疑者不明のはずです。

 ただ、先にデジャブな出来事はあれが最初で最後でございます。

 不思議、不思議です。