知りたいことを教えてくれる「Yahoo!知恵袋」で、「電車のアナウンスはどうして独特なしゃべり方を..........≪続きを読む≫
これは実際にそれを経験した方・・・それも音の残響度の高い駅などで「鳴いた」事がある方は理解されているのでしょうが、地声のまま「鳴くと」不思議と音が流れているのかどうなのか、これが解からなくなるのです。
特に初心者ですと、地声とエコーして返って来る音との時差に、どうも調子が狂ってしまうものです。
更に、駅の雑踏の中では、放送の声に御客様の耳を向かせる事も課題でございます。
小生の場合は仲間達と放送の研究を致しまして、
「若干、甲高い声だと音量を上げなくても通る」
ってな理屈に辿り着きまして、まぁそんな事をしておりました。
車内放送も同様です。
あの独特の鼻から抜けた高い声、そのまま低い声ではスピーカーの性能が悪いのか、なかなか御客様の雑多な騒音の中で消えてしまいます。
それで、駅と同様にあの様な発声となるのですね。
ただ、密閉性の高い機材では、その必要はありません。
例えば、新幹線列車や寝台列車は、遮音性にも優れた設計・構造をしておりますし、やはり「優等列車」に相応しい、落ち着いた低い声での放送の方が適当、なのです。
在来型一般客車から特装列車、通勤電車と色々やってみましたが、やはり列車に付随する雰囲気と格、これは重要です。
ちなみに・・・
「この列車は全車指定席です。本日付けの指定券をお持ちの御客様がご利用となれます。」
と言う自動放送の文ですが、このルーツは上野駅・日本トレインクラブメンバーズがオリジナルです。
昭和57年11月14日に上野口の名列車が色々無くなるダイヤ改正を前に、まぁ上野駅には多数の鉄道ファンが押し掛けたのですね。
で、このファンの中には大きな荷物・・・それも録音機材を抱えていらっしゃる方も・・・・
まぁ当時は珍しいものでしたビデオ、なんてぇのもございましたね。
斯く言う自分達もファンの端くれ、何とか出来ないかと智恵を出し合いまして・・・
そこで、収録の日付を放送でも流して、
「確固たる記録」
としてもらおう、としたものです。
11月3日くらいから始めて、11月14日の特急11M「みちのく」や、特急1M「はつかり」11号が頂点でしたね。
最終の「みちのく」は小生が「鳴いた」のですが、色々思い入れもございまして、放送台で「泣いた」ものでございます。
その後もイベント列車や、最終運転便では多用しましたので、それが定着したのです。(実は・・・提出しましたからね、放送文案。)
列車の歴史を御案内する放送は以前からございましたが、これと日付をセットとしたのは、我々がオリジナルでございます。
現在では、ビデオに日付も入りますので、余り在り難くも無いのでしょうが・・・
もっとも、そんな小粋な放送が「鳴ける」職員さんも、少なくなりましたが・・・