1・中間連結器のこと。事故等で異なる連結器をつなぐ場合に使用した補助器具で、電車~機関車用のものがポピュラー。/2・兜を使った場合、当然強度が下がるので、牽引定数も速度も半減される。/3・現場によってはゴム製避妊具の名称で呼ばれた。「付けると感覚が鈍くなるだろ?」と言う事らしいが、現場隠語には極めて18才以下禁止的色彩のものが多い。/4・原則として「運転取扱駅」には常備されていた。/5・また連結器カバーをこう呼んだ現場もある。/6・鉄道模型業界等では連結の機能が無い飾りの連結器(ダミーカプラー)をこう呼ぶ場合がある。
それまで鉄道車両の連結器(カプラー)は、欧米主流の「ネジ式」が多かったのですが、北海道だけは幌内鉄道開業時に輸入された「義経」「弁慶」型が最初から「自動連結器」と「空気制動装置」を装備していたために、牽引出来る客貨車と機関車が限定されるなど、不便は不便だった様子でございますが、何せ時代の最先端は、ただ車を当てるだけで連結が出来る「自動連結器」だったのです。
鉄道省技監・島安次郎たちの提唱と推進で、この連結器の取替えを、大正14(1925)年7月1日から着手し、何と7月16日には一部の列車を運転休止、17日にはほとんどの列車を止めて客車約8500両(10日に完了)・機関車約3200両(16日)・貨車約52000両(17日)が自動連結器に交換されたのです。
更に北海道では7月1日から全部の機関車に空気制動装置、まぁいわゆるエアーブレーキに換装して、一歩先に近代化を達成しています。
7月20日には九州でほとんどの列車を運休としてやはり交換がされ、7月21日には全国の鉄道省路線とそれに関わる民営鉄道線で自動連結器になりまして、たった3週間で約63700両・約127400個の連結器を交換し、効率的な輸送を実現した、と世界中が注目し、特に欧州では羨望と賞賛を浴びたものでした。
昭和30年代になりますと、高速運転用の自動密着連結器が開発され、また電車用の連結器も別途採用されて・・・そこで困ったのは電車が故障で立往生しちまった時に、近所の機関車で避難させる等で連結器が違う!
で、登場したのがこの中間連結器、なのです。
そぉ言えば、何処かでアダルトビデオか何かのタイトルに「自動密着連結器」とあったのですが、スタッフに鉄道ファンでも居たのかしら、とちょっと気になったものでした・・・(残念ながら内容は存じ上げません。あの手のものは全部内容は同じですからね・・・)