セミの鳴き声、好き? 嫌い? ブログネタ:セミの鳴き声、好き? 嫌い? 参加中


うつせみの 風に揺れるは移ろいし 時代に飛び立つ 若き翼か


 この時期、戦争と平和がメディアに多く踊ります。


 蝉は幾年も土の中に居て、成虫した時に抜け殻を残し、一週間程度の末期に命を繋ぐ為に飛び立つとか申します。


 この蝉の抜け殻を空蝉と申しますが、表現の一つの技法として「空つせ身」「移つ世身」とも換えて短歌や俳句などでは使われます。


 戦争関係の映画等では特攻隊(海軍航空隊)が多く取り上げられますが、軍人・軍属以上に犠牲となったのは一般市民です。


 榎本釜次郎和泉守武揚がネーデルランド王国に留学し、ハーグ大学のフレデリックス教授から貰って、函館戦争時に黒田了介官軍参謀に託した「海の国際法」いわゆる「海律全書」(宮内庁書稜部所管)は、戦時国際法の解説書でもあり、これにも戦争時に於いても一般市民の殺傷は是を可とすべきでは無い、と・・・


 無差別殺戮は日本軍だってやってました、ドイツ軍だって民族粛清なんて言う恐怖の行為を行いました。


 終戦後に行われた軍事法廷で、それらは厳しく処断されましたね。


 しかし、連合国軍が行った殺戮は処断されたそれらの軍隊が殺戮した以上の人数に上っているのでして、それらの犠牲の上に今日の平和がある、なんて殺戮行為を誤魔化して善行に摩り替える事自体が、それら犠牲者への冒涜だとどうして気付かないのでしょうね。


蝉の声 遠くになりてヒグラシに 変わりて 夏の過ぎし教える


日焼け跡 袖に薄れて忘れ行く 暑き波間に一目恋しも


 人間は忘れる生き物、とどなたかが仰いました。


 しつこく申し上げますが、忘れて良い記憶、忘れなければならない記憶もございます。


 しかし、人として忘れてはならない記憶、忘れてはならない歴史がございます。


 外っツラの為に誤魔化す時代や常識は、そろそろ辞めませんか?


 まぁだからったって、皆で本音ばっかりじゃ世の中喧嘩だらけになっちまいますがね。


 蝉は幾代にも渡って、夏を教えて、そして夏の過ぎるのも教えてくれます。


 真冬に蝉の声を懐かしむ事なんざぁそうそうしませんが、終戦記念日が終わったらさっさと戦争ものを撤去しちまうんじゃ無くてね、真面目に考えましょうよ。


蝉の鳴く 声は恋路のささやきか 来世につなぐ 命ある故


 地球環境、と仰る皆様。


 戦争ほど地球環境をぶっ壊す行為って無いんですぜ。


 生命の存在意義を、先ずは認識しましょうや。


 平和も環境も全てはこの一点


「生命皆至高也」


 から出発しなけりゃ、何も語れねぇって事ですわさ。