ブログネタ:何度でも読み返したい自分の中の名作マンガ、小説は?
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小生が愛読し、そして多くに推薦するのは小説とドキュメンタリーが多いんですな。
どうもガキん頃から漫画は余り読まなかったっすねぇ、んな銭も無かったし。
1・山本周五郎「人情裏長屋」
※短編集で11題収録
2・勝海舟「氷川清和」
※勝の談を巌本善治が記録したもの
3・子母沢貫「親子鷹」
※これは勝麟太郎安房守物部義邦(海舟)とその父、左衛門太郎物部幾虎(小吉)の物語
4・杉山義法「五稜郭」
※ドラマのノベライズ
5・上前淳一郎「洞爺丸はなぜ沈んだか」
※ドキュメント
の5冊、これが教科書ですわ。
で、鉄道関係のものが無いでしょ?
その方面ですと、竹島紀元「鉄路に魅せられて」ですなぁ、やっばり。
さて、幾度読み返しても飽きの来ない、それでいて何か発見やら気付いた事が常にあるってぇので、まぁ肩の凝らない「人情裏長屋」ですわなぁ。
山周作品って、ともかくも映像化されておりましてね、近年では織田裕二さん主演でリメイクされましたが、元々は三船敏郎さん主演・黒澤明さん監督作品で有名な「椿三十郎」は「日々平安」ですし、高橋秀樹さん主演のテレビ帯ドラマ「ぶらり信兵衛、道場破り」はこの本の主題作の「人情裏長屋」で、その後幾度も作られております。
「泥棒と若殿」も「ゆうれい貸屋」も、数多く映像化も舞台化もされています。
それらがこの一冊にまとめてあるなんざぁ、江戸っ子ってぇのは粋が勝負ってぇモンですや。
その中でも「ゆうれい貸屋」は、こりゃ江戸の心意気をスパッと伝えた小気味良い作品で、落語の演目にした方もいらっしゃるとかで・・・
まぁ随一は「風流化物屋敷」でさぁなぁ。
この主人公と化物達のやり取りが何しろ痛快ってヤツでねぇ・・・最高っ!
朗読やお芝居の練習に、これ程ピッタしのモンはそうは無ぇってぇ位のシロモンです。
で、勉強になりましたのはね、
あの世のモン達にも位ってぇのがありまして、
美人なら幽霊。
普通なら亡霊。
ちょいと難有りでお化け。
かなり難有りだと化物。
ベッピンさんは死んでからまで別格扱いされるし、そうで無ぇモンは・・・・しまいに「霊」扱いもされなくなっちまって、挙句に「物」ですわ。
正しい日本・・・いや、江戸っ子の風情ってぇのは、こんなモンですよ。
この際だから言わしてくん無ぇ。
「東京の人って・・・」
なんて言われる事がありますがね、こんな風情に粋ってぇモンが解る人間は、
「江戸っ子」
なんでさぁ。
やっぱし江戸っ子は「小粋」な心意気が何より大事、火事、オヤジってモンだぁ。
んでもって、
こーしー
しこうき
しゃくえんだまっ!
「ひ」って言いにくいんだわさぁ!
どーだ恐れ入ったか、恐れ入谷の鬼子母神ってぇ位のモンだぜ!
・・・・・・・・・・・・ってね、
読むとアナタも江戸っ子リズムになっちまいますよ・・・・・・・・
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・