え~本日の講義は、言わば戦略と戦術についての講義であります。


で・・・・その初級ってぇ処ですかね。


 キリスト教徒イスラム教徒が和解しても、自民党共産党連立政権を樹立しても、安房守がまともになろうとも、男と女は永遠に分かり合えない、・・・なんてぇ申しますなぁ。


 ただ、分かり合えているのですよ、大抵。


 見方によっては妥協ですし、言い方を換えれば相互の寛容ですわなぁ。


「オンナって解りませんよねぇ。」


「本当、男って信じらん無い!」


 こんな会話の混沌では、確かに永遠に分かり合えないものかもしれない、なんてぇついつい浮かんで参りますがね、恋愛と生活は実は全く別なんですよ。


 男女共に言えるのは、恋愛はエネルギーであると言うこってすな。


 で、結婚は「」になるってぇ事ですわ。


 昔の寮歌ってぇのに、


妻を娶らば才長けて


 ってぇのがございます。


 男にとって結婚と恋愛は別、ってな感覚が何処かございます。


 勿論、好き嫌いは一緒に生活する選択の大きな要素ですわなぁ。


 しかし、男が結婚を軸とするのは生活社会的活動=仕事での活性化や、自己の責任充実感への潜在的な要求に関する部分が大きいのです。


 まぁヤンチャでとにかくも女の子をトッカエヒッカエしていた野郎が、結婚したらとにかくも良いパパになっちまって、国道17号で特攻の何とかと呼ばれて恐れられていたヤツが、子供を風呂に入れるのが一番の楽しみ、なんて抜かしやがる。


 そして、


不良男にウチの娘は近づけさせない!」


 いや良く言うよ、テメエはどうだってんだ。


 これ、笑い話じゃなくて現実に多いんですよ


 さて、女性の結婚は人生そのものの軸線そのものになります。


 基本方針と言うか、全ての基盤と言うか・・・


 女性で結婚に夢を描かない方は皆無と言って良い筈ですわね、ただそのスタイル・・・描く夢の形状が違うから、差異があるだけですよ。


 結婚相手の選択の条件は、やはり恋愛がその根底にあるんですね。


 学歴だのイケメンだのと言っている女の子ほど、付き合う相手は大したモンじゃあ無い


 理想が高いなんて、言い放っている女性ほど、妥協も安易・・・そんな気がします。


 で、問題は安易に妥協して、その時に、ですよ、


「でも、このヒトはあーだ、こーだ」


 と装飾部品を無理無理付けて妥協した事を否定する場合に限り、


「やっぱ、別れた。」


 なんて言っちまうんですな。


「え?良いの妥協で!」


 なんて開き直った態度を明るく言い放つ場合は大抵が長くまぁ良い夫婦やっているんですね。


 さて、女性は本来の権利として遺伝子の選択権を持っています。


 結局、相手を選んでいるのはオンナ、なんですね。


 しかし相手が好きと言うよりは、自分が好きで無きゃ嫌


 なんて言っちまうのが居ります。


 男から見ればそりゃ単に我侭


 しかし深く分析すれば、戦略と戦術に未熟なだけなんです。


 はその点、恋愛となりゃ戦略を練ります、それが好きってぇモンじゃ無くて、そうでもしなきゃイケネェ、と思っちまうんですね。


 例えばデートであそこからスタートしてここでメシ、そして・・・


 何でぇ、どうして安い団体ツアーパックみてぇに進行表まで作って、おいおいドラマの制作担当者じゃ無いんだから、分刻みにしたがるんだよ。


 んな野郎は実は多いんですぜぇ


 女性もそんな計画的なのが好き、と言う方が居るには居ます、しかしもっとザックリなんですね。


 さて、本講義は女性の皆様にお送りするのが主眼でございますから、女性の側からの作戦展開方法の検討に入りましょう。


 ともかくも作戦の成功となるポイントは、


男の側から君が好きだ、と言わせる事。」


 なんですね。


 女性が先に告白、それも良いでしょうが、それでは(男)に言質を与えるんですな。


 例えば、浮気なんかした時に、ですよ・・・


だって、君が好きだと言うから付き合ったんじゃ無いか。」


 女性の告白が先ですと、男に選択権が移るのですね


 で、安っぽいシナリオに一貫性の無い帯ドラマ的展開を夢見る乙女の諸君には厳しい一言。


恋愛も戦争


 なんですな。


 ポイントは「聞き上手」なんです。


 どんなに話し下手な野郎でも、異性とのお喋りが楽しくない訳が無い


 そこで多少は飽きる話でも、


「そうなんだぁ・・・で、どうしたの?」


 なんて相槌を入れて上げて、仕事や学校の愚痴なら適度に同意して上げるのです。


 更に趣味の話になったら、こりゃもう苦難に耐えてあげて下さいな、アナタ惚れた男の一つの重要な分析要素なんですからね。


 で、ちょっとは勉強してあげて下さいな。


「この間ね、プラモデル屋さんに行ったんだ、色々あって面白いよね・・・私はこんなのに興味あったんだ。」


 なんてサラリとアナタの嗜好も伝えるんですわ。


 何処かへ出掛ける・・・例えばディズニーランドやらユニバーサルスタジオやらハウステンボスやら小樽水族館やらへ行く、なんてデートってな話になると、男はその目的が・・・・


 まぁ、チューしたい


 なんて本丸城攻であっても、それには外堀から埋めて、外丸落として・・・・なんてその行程が重要になっちまう。


 そこで重要な要素の欠落に気付かないんですよ。


二人で一緒に居るイベント


 何時も一緒に居ても、イベント的時間を重ねる事が相互理解にゃ不可欠なんですね。


 で、現場に着いたら凄まじい混雑


 その行列に身を置く時間・・・・暑いし、咽喉は乾くし、トイレも行きたいよぉ・・・


 なんてのが重なってくるとしなくても良い喧嘩を始めたりしてね。


 所謂「成田離婚」、新婚旅行後の離婚の原因はそんなポイントが多いのだそうですねぇ。


 は色々あろうかと存じますが、先ずは二人の距離を縮めるイベントを多く重ねましょうや。


 共有するイベント的時間が多いと、その分話題に事欠かないでしょ


 浦安桜島佐世保高島へ出掛ける前に、上野・浅草でレトロな江戸情緒を楽しんだり、京都神戸で洒落た喫茶店巡りするとか、天神界隈やら中ノ島公園だって歩いて面白いものを見つけられる筈です。


 そこで先ほどの趣味の話題が活きる


「ねぇ、あんな処に模型屋さんがあるよぉ・・・」


 なんて言ってごらんなさいな、もう男はズキューんと・・・まぁ直撃中破、被害甚大


 ああ、彼女は自分の時間に重なってくれるんだな


 こう思ったら、好きな人、から大切な人と認識が深まるんですよ。


 その途中で、


「で、今度は私の番だよぉ・・・ちょっと携帯のデコを探したいんだ・・・」


 なんてね。


「俺も選んでやるよ・・・」


 なんて自然な雰囲気に誘導して行けば、もうかなりSOSですな。


「これ、アナタが選んでくれた物だから、大切にするね。」


 なんて、もう撃沈っジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ


 それでも男からは中々告白なんぞ出来ません


 それをそうさせる戦術は・・・また次回。


で、重要なのは全部の男がそうだと限りませんからね、マニュアル通りにいか無ぇから、敵の情報収集と分析をすんですよ!そこ重っす。