こういうのを耶蘇教では懺悔と言うそうですが・・・・
実は小生、今から十数年前に突然「精神に異常」と言い出して、順天堂大学付属病院に一度行った事があります。
「先生・・・実は夜中に人の声がしたり、居ない筈の男が書類持って催促したり・・・これは可笑しいですよね???」
何て言いまして。
「まぁ、ちょっとお疲れなんですね、しばらくリラックスして好きな事をして精神を解してみては???」
「で・・・実は私、佐藤泰然について興味がございまして・・・その資料のようなものを拝見できる方法をお教え頂きたいのですが・・・」
「ああ、私の同期に史学研究室の者が居ますから、今電話しておきます・・・・後で受付に来て下さい。」
で、クランケと言う立場を悪用して、史学研究室へ参りまして・・・
「佐藤泰然が義経家臣の末裔、ですか???ああ、確か資料が・・・」
と言って一冊の小冊子(佐藤泰然伝/順天堂大学学史編纂委員会)を出して下さいまして、
「これ、もうこの一冊だけなんですが、研究されると言うのなら差し上げます!」
と快く小生に下さいました。
まぁ、精神的に相当疲れていて、寝付かれないとか、暗い部屋に閉じ込められる夢を連日見たりとかはございましたが、幻聴などはオオウソです。
何としても佐藤泰然の事が調べたかったのですね。
佐藤泰然は幕末の蘭学者で医師でございます。
ヤゲン堀に診療所を開設した最初の医師で、幕府老中・堀田備中守正睦に招聘されて佐倉に「佐倉順天堂」と言う西洋医学による病院兼医師養成所を開設した事で有名な人物。
はい・・・・順天堂大学は、この「佐倉順天堂」の発展したものだったのであります。
で、この次男が新選組にも交流があり、西洋医学所頭取にもなった松本良順(後の初代陸軍軍医総監)、甥に後の臨時外務大臣になる林薫、孫は榎本武揚の妻になったタツ、と言う維新時代に強烈なファミリーネットを構築した人物です。
この佐藤泰然に関して色々調べたい事があって順天堂大学への潜入を色々画策していたのですが・・・
本当に鬱や心身症で苦しんで戦っている人と面と向き合ったのはこれ以降ですが、考えると随分無礼な事をしました・・・・
けれどもこの小冊子がその後数年を経て、大きく活かされて来るとは・・・
その辺りはまた一段落しましたら追々ご報告を・・・
どうもこの変な情熱が、人々に大きく誤解を与えてしまう原因なのでしょうね。
でも、知りたい、解りたいっと思ったらトコトン突っ走る。
この悪い病気は暫く治癒できない様でございます。