1・国鉄上野駅大連絡橋乗客対策本部のこと。大連絡橋高架第5ホーム(9・10番線)上に位置し、下に立喰そば店がある事から、通称「そば屋の2階」と呼ばれ、それが更に短縮されて「そば2」となったもの。/2・「乗せ込み班」や「ワッペン班」の待機場所。
この時期になりますと、思い出すのは自由席ワッペン行列です。
特急や急行のうち臨時列車は大連絡橋に行列を別に作って、そこで着席数ワッペンを配布したんですね。
自由席に殺到する御客様の混乱による事故の防止と、行列の間に係員が巡回したり、近くに箱番と呼びました仮設臨時出札窓口での乗車券や急行券の販売促進が目的でして、所定の切符をお持ちで無いとワッペンをお渡ししなかったんですね。
セコイ、と仰る方もいらっしゃいましょうが、何せ民族大移動でございますからこんな事でもしませんと・・・
同時にホームでも自由席の行列がございまして、これらの乗車整理班=乗せ込み班とワッペン班の待機場所が、大連絡橋対策本部・・・通称「そば屋の2階」だったんです。
人によっては「うどん屋の2階」とか、「下十条電車区派出の手前右上」とか、「高架第4(7・8番ホーム)の上の上」とか、様々な呼ばれ方をしておりました。
このエピソードは高橋政士氏著作編集の「新迷怪鉄道用語辞典」にも収録されておりますが、彼も「乗せ込み班」で御客様の罵声や混乱を体験した一人です。
盆暮れ正月・ゴールデンウィークの風物詩でしたが、新幹線大宮開業でワッペンは廃止され、新幹線上野開業以降は乗車整理班自体も廃止されてしまいました。
このワッペンをお持ちの方って、まだいらっしゃるのでしょうかねぇ・・・・