とある知り合いから、連絡がありましたのが7月26日の深夜でございました。


 まぁ約束をしておりまして、日曜日にどうしても会えないと言うのですね。


 理由は?


 まぁ一応尋ねます。


「親友と連絡が取れないんですよ。それで明日は動きたくて・・・」


 連絡が取れない???


 と、彼女は凄まじい内容の話をしてくれました。


 学生のその彼女は、同年のAちゃんと今年知り合いになったと言うのです。


 夏になりまして半袖になりますわなぁ、そうしましたら両腕にアザが沢山・・・


 理由は聞いても笑って答えてくれなかったとか。


 ところがある日、目蓋の上を切って学校へやって来たもので、どうにか理由を聞き出したんだそうです。


 これらの原因は父親の暴力なんだ、と。


 もう逃げ出したいよ・・・とAちゃんは言ったそうなんですね、もうそれはSOSであり、生命の危機を感じた叫びだったのでしょう。


 男気の強い彼女は早速動きまして、彼女の家に寄宿させる事にしましたが、未だ未成年と言う事で学校や児童相談所にも連絡し協議し、そうしてAちゃんの両親も渋々同意した、と言うのです。


 さて、一段落したから、荷物を取りに一度家に帰るね。


 と言ったきり、姿は勿論の事、連絡も取れなくなったと言うのです。


 で・・・それは何時の事だぇ?


「19日の・・・」


 え!一週間も経ってンじゃ無ぇか!


 Aちゃんの父親はグレていたらしく、どうもチンピラまがいで職業は無職、生活保護で食いつないでいる・・・


 救出の限界は3日と言われています。


 ともかくも最悪の事態を想定して、慎重に動くんだよ、と言いまして、現在連絡と確認待ちの状態です。


 児童相談所と言うりも既に警察の職務分掌に入りつつある事案になっています。


 怒鳴り散らしてやりたい衝動を抑えるのが精一杯です。


 周囲にイワユル「オトナ」が沢山居て、どうしてこの少女の叫びを掬い取れなかったのでしょうか。


 知っちまった限り、どうも血が騒ぐのです。


 生命の安全確保が第一です。


 でも、護ってくれるべき親に傷つけられた彼女の心は幾度も幾度も虐殺されているに等しいのです。


 過去にも最悪一歩手前の事案に遭遇して、やはり悔しい思いをしました。


 たった一人じゃない。


 そう言う方もいらっしゃるでしょう。


 でも、大切な一人です。


 縁もゆかりも無い少女ですが、知っちまった限りには戦うしか無い・・・


 しかし現状確認と法制上措置の選択、これは重要です。


 いや、小生に子供は居りません。


 作りたくても出来ませんしね、第一母親ってぇモンが不可欠ですし・・・


 ですから親の気持ちなんてぇモンは解かりません。


 しかし、そこで助けてと声無く叫ぶ者を見捨てる程下司野郎でも無いですわ。


 詰まらない事に・・・と言われるかなぁ・・・と覚悟した昨日の理事会でも、


「とにかく的確に動かないといけないですね。」


 と・・・・


 いや、済みませんねぇ、全然組織のプラスにゃなら無い事ばかりで・・・


「でも、万が一の時には私だって気分良くは無いですよ。」


 ドライみたいですが、それがウチの特性なんですね。


 そうでも無けりゃあ、何故身銭斬って列車の警備なんてボランティアで出来ますかい。


 委細状況判明次第ご報告申し上げます。