日本放送協会が大河ドラマ新選組!を放送した翌年の平成17年8月初旬茨城県行方郡玉造町(現・行方市)で新選組まつり、が開催されました時のこと、弊連盟の新選組チームも何かお手伝いを・・・

 

 と、言う事で鹿島鉄道当日運行となるキハ431+432号による「あけっぱなし」号運行の添乗警戒応援を申し入れましてまして、玉造町観光協会の皆様のご尽力と鹿島鉄道のご理解で、「」号と「あけっぱなし」号の添乗をさせて頂きました。

 

 

 とにかくも暑い日でした。

 

 

 新選組チームは女性が3名・輸送警備チームは3名の6名が現地入りしたのは午前10時前。

 

 

 早速、玉造町駅から「」号・・・・と申しましても定期列車に「」のヘッドマークを取り付けただけでしたが、この「まつり」関係の御客様が多くご利用すると考えて御案内を。

 

 

 自動扉冷房車新型軽量気動車は快適そのもの。

 

 

 扉の近くに立ちまして、

 

 

御乗車ありがとうございました!」

 

 

 と、女学生の可愛い新選組隊士に挨拶された御客様は、

 

 

「今日はどうしたの?」

 

 

 と困惑しながらも、

 

 

「ありがとう!」

 

 

 と嬉しそうでした。

 

 

P1040002 ←キハ431号

 

 

 さて、石岡駅に到着後、側線には既にヘッドマークを付けた列車が停車しております。

 

 

 この湘南電車タイプの面構えをした車両は昭和32年に東急車輛製造社が作りまして、富山県加越能鉄道に納品されて活躍したキハ120形式125・126号でして、16mの車体に扉は二枚、なかなかモダンなデザインです。

 

 

 ただ、この気動車は冷房なんて無いものですから、窓を開けて置きませんと夏は・・・

 

 

 それで、「あけっぱなし」だったのですが、実はもう一点。

 

 

 連動しませんので、2両に車掌さんが乗りませんと扉の開閉が出来ないのです。

 

 

 そこで監視要員として添乗を申し入れたものです。

 

 

 この「あけっぱなし」号も定期列車の編成変更、だったのですが、このために混雑した場合の乗降事故防止を呼びかける、と言う重要な任務があったものでございます。

 

 

kashima050806-12 ←石岡駅で並ぶ「誠」と「あけっぱなし」。

 

 

 そこは列車添乗経験豊富な鉄道輸送警備隊、まぁ派遣隊長の伊豆守クン大活躍!

 

 

 石岡からは結構御乗車頂いたものの、ともかくも暑い

 

 

 そこで「ラムネ」の差し入れがございまして、玉造町で積み込みまして御客様に配席させて頂きました。

 


kashima050806-20 ←キハ432号の車内。小川高校駅付近。

 

 学生新選組隊士も流石にバテ気味でしたが、とにかく乗務中は戦闘体制

 

 

 頑張ってくれました!

 


kashima050806-22 ←下り列車での積み込みと引継ぎ。

 

 御客様の大半は生活利用、つまり通勤や通学・御買物などでご利用の御客様でございまして、

 

 

「こんな可愛い車掌さんがラムネ配ってくれるなら、毎日でもやってくれたらお客さんも増えるのに」

 

 

 と笑顔でした。

 

 

050806_23761 ←乗務指揮を交代しまして、ここからは伊豆守隊長が・・・

 

 

050806_23762 ←無線と携帯電話と二つを使わなければならないのです。

 

 

 一度、鉾田へ行きまして、折り返し列車玉造町学生班は下車、但し輸送班はそのまま乗車して石岡まで。

 

 

 全区間無事故完了し、一方の「留守番」チームは現地で合流しておりました流山本陣地区商店街の皆様とパレードに参加・・・

 

 

 ところが、同じ流山のファンクラブさんが「ウチの一部として歩け」と詰まらない指示を出したもので派遣幕僚の小生は激怒します

 

 

 自分達の人数が少ないからと言って、他家の武将達をもって威容を誤魔化すなんて言語道断である。

 

 

 第一、「」の旗を掲げた新選組まつりでそんな虚言は不味く無いかぇ?

 

 

 で、我々だけ途中で隊列を抜けて駅へ。

 

 ただ、その途中も手を振って、

 

 

遠くからありがとう!」

 

 

 と幾度も町の皆様から暖かい声援を受けて、まぁ頭に来たのもどっかへ飛んじまったんです

 

 

 夕刻、石岡から戻ったチームと合流して、玉造町の皆様にご挨拶し、さっさと松戸へ引き上げたのですが、この後、歴史企画研究様の主催した「新選組」号でのキハ731号添乗も経験させて頂きまして・・・

 

 

 何処かで、あの暖かい人々への恩返しって出来ないかね

 

 

 そんな話題が出ていたものですが、平成19年3月31日に遂に地元の高校生達などの廃止回避運動の甲斐も無く、鹿島鉄道が廃止される事になりまして、この「あけっぱなし」号にも参加していた後藤志摩守伊豆守・出羽守・式部少輔と共に最終日防災現地派遣を決定、外様家との合同による沿線での観測・記録・監視と言う事だったんですが・・・

 

 

「折角だからさ、最後まで見届けようぜ。」

 

 

「鉄道輸送警備隊の意地?」

 

 

「そうねぇ。」

 

 

 なんてぇ事に。

 

 

 国鉄がJRになって、C623機が奇跡の復活を遂げたあの夜から20年。

 

 

 小生達はまた「さようなら」の喧騒の中におりました。

 

 

 最終列車石岡駅に到着したのは既に4月1日になっておりましたが、新選組の御縁とは言え、再び我々を「後志走将隊」に引き戻してくれた、奇跡の一日でもございました。

 

 

 YouTubeにその時の映像がございました。

 

 

 羽織の地域部メンバー制服・制帽の輸送警備隊員がチラリと写っておりますが、あれは新選組マニアでも観光協会の人間でもこざいませんよ。

 

 

 あくまでも交通文化連盟鉄道輸送警備隊の武将達です。

 

 

 ロクニが消えても警備隊は健在なり、と密かにちょっと誇らしい気持ちになります

 

 

 何より、完全無事故、で終わったと言う最高の勲章を得ましたのでね

 

 

http://jp.youtube.com/watch?v=fehOd6hqdow

 

 

(告知)

 

まだ間に合います!観光案内ボランティア研修・体験募集中!

 

04170040

 

 交通文化連盟社会局では、この夏のボランティア体験・研修を募集中です!

 

 あなたも近藤勇・土方歳三永遠別離の地・流山で、新選組隊士になって「街の元気応援隊」をしてみませんか?

 

 

 体験は1日から、研修は6日間から受け付けております。

 

 

 9月以降も体験・研修は受付ておりますが、夏休みにちょっとボランティアな日を過ごすのも刺激的ですよ

 

 

 費用等は一切掛かりません。

 

 

 但し報酬等も一切ございませんが、学校の単位取得等でのご利用も大歓迎です。

 

 

 詳しくはホームページ か、北総新選組公式ブログ をご覧下さい。

 

 

(所管)特定非営利活動法人交通文化連盟社会局地域部「北総新選組

 

                   担当 稲葉式部少輔(鉄道輸送警備隊第三業務隊北総新選組副隊長)