最近ではNゲージ=軌間9mm鉄道模型は道床付のレールが殆どとなり、元来のレール+枕木だけの「固定式レール」は入手自体が難しいものになって参りました。
この道床付レールは、畳や絨毯など通常生活の屋内で簡易に組立てるのに向いておりまして、良く御座敷運転やら御座敷レイアウトなんて言われますが、レールに続いて駅や建物をちょいと置いたりして楽しむものですが、現在我が国の住宅事情を考慮すると、そりゃ主流となりますわね・・・これに対して固定式レイアウトはレールも駅も建物も山も海も全部大抵は基盤にひっ付いております。
そんなものにするならば、やはり夜景も再現したくなるってぇのが人情です。
旅は昼間だけのものじゃ無いですもんね。
夕方も夜も、人々の生活もある、汽車も動き続けているってぇ寸法です。
それで、レイアウトにはストーリー・シナリオがやはり不可欠です。
一人、暗いホームに最終列車の夜汽車を待つ・・・・
ちょいと初夏の風が心地良い訳ですが、さっきまでお喋りしていた駅前食堂のオバサンや、昼間に急に振り出した夕立を避けて飛び込んだ本屋に居た、お下げ髪の女学生の白に紺色のラインのセーラー服が気になったりして・・・
そこにレールに輝く筋が延びて来て、ディーゼル機関車に牽引されて来た客車4両の夜行列車が近づいて来たりするのです。
カバン一つを背に、少年は過ぎ去る時間と、過ぎ去る今日と、過ぎ去る懐かしい様な名も知らぬ人々に別離を、でも無口に客車のデッキに吸い込まれて行く・・・・
なんて風に。
精巧なものと言うだけでは無く、作り手の思いやメッセージが込められて良いのです。
博物館の再現展示模型では無いのですからねぇ。
1/150の、でも現実として存在する暮らせないけれども作り手が心を遺す街だし駅なんです。
って、そこまで勿体ぶっちまったら、やはり電球仕込んで夜景は作りたいものです。
どうでしょうか?
2.5Vの麦球と呼ばれる小さい電球で、柔らかいちょっと赤みの掛かった電灯のイメージを出してみました。
この画像の範囲ではホームに6個、跨線橋に2個を使いました。
電気は模型を走らせる電源と同じもので直流としまして、光量の調節が出来る様にしました。
それは、この気動車の尾灯がレールに反射する様にしたかった為なのです。
実際に小生が北海道や東北のローカル線を旅した時、夜汽車のインパクトが、このレールに映るテールランプの赤、だったものですから・・・
駅舎・・・現場では本屋と呼びますが、これも電飾を考えて内装の色入れをしてみました。
適度に反射する様な色・・・白や銀なんかを点在させますと、らしくなります。
また天井の電球は2個入ってまして、窓から灯が落ちる様にしました。
単に仕込むと上手く光が拡散してくれないので、タバコの包み紙のひとつでありますアルミホイルの薄いものを貼り付けて、発熱で屋根が溶けたりしない様に割り箸やアイスキャンディーの棒を電球支えにしております。
でも・・・後から付けた扉が・・・透明プラスチックに印刷してあるもので、グリーンマックス社製「ローカル駅舎」キットのそのものなのですが、これには遮光をしていないもので、光が抜けて・・・
画像では、扉だけライトアップしてある様に見えますが・・・
さて、夜景のもう一つの小生のこだわりは、車庫の窓から見える車両です。
これはボール紙の側面に余った部材で作った車庫に電球2個と発光ダイオード2個を仕込んだものです。
見た目にはもっと白いのですが、デジカメの性能か小生の腕か・・・赤みが強くなっております。
それでもアルミホイルのお陰でだいぶ光が拡散されて助かりました!
駅と機関区・駅前のビルや一部の商店だけに仕込んだだけで、実は電気容量が大きくて半分だけを点灯したものが上の画像なのですが、結構夜景になりますでしょ?
手間は嫌になるほど掛かりますが、このほかにも発光ダイオードを使えば別の色も加えてもっとリアルになります。
次回新作もこの電飾にはこだわりますから、もう少しましな夜景となってくれる・・・・筈です。
(宣伝)
レールフェステ2008足立会場7月ステージ
⇒大型仮設レイアウト・体験運転レイアウト・ビデオコーナーなど
⇒今月は特別展として1/48蒸気機関車模型及び1/32自動車模型の展示です。
7月19日13時~17時30分※この日のみ鉄道模型車両の無料点検診断コーナーを開設します。
7月20日10時~17時30分
7月21日10時~15時30分
⇒全ご利用無料です。(但し公園の遊具等使用は別途)
会場・足立区北鹿浜公園展示室(北千住駅よりコミュニティバスで鹿浜五丁目団地下車か、西新井駅からコミュニティバスで鹿浜中学前下車)
主催・特定非営利活動法人交通文化連盟文化局文化事業部/共催・足立区
詳しくは弊連盟ホームページをご覧下さい。




