さて、我が事務所(或いはアジトともタコ部屋とも)の目の前を行く総武流山電鉄。
8月1日から流鉄に改称するんだそうですが、ここは蒸気機関車だったものが石炭高騰の折に経費削減を目的として電気鉄道になった・・・これだけをお読み頂くと凄くチャチと申しますか、一種哀愁すら感じられる方もいらっしゃると存じますが、この時期に同様理由で電気鉄道に変わった路線は随分ございます。
戦時中はともかく、戦前から陸軍は電気鉄道を避けたがる傾向がございました。
変電所や架線が爆撃されたら復旧までに時間が掛かる・・・
と言う理由だったのですが、それ以前に攻められずに済む方法を考える事はしなかったのかねぇ。
さてさて、そんなこんなで流鉄が2両編成で行くのを眺めながら、やはりこんなハイカラな塗装では落ち着かないと言う、ちょいと差別的な視点を持っておりました。
元々の流鉄はこんな感じでして、これはモハ1101形式1101号で、多分京浜急行電鉄の電車だったと言われている、西武鉄道所沢工場で改造されてやって来た電車でございます。
これだってハイカラな感じでしたね、長さも適度に18m。
でもそんなに流鉄にこだわるってぇ事は無かったんですが、地域部で新選組本陣観光案内を始めて、何故か派遣幕僚で流山駅頭に立つ機会が増えますと、ちょっと親近感が強くなるものでございます。
そんな時、トミーテック社がいわゆる食玩系のグッズとして、安価で簡素なローカルレトロ電車シリーズを売り出しまして、「鉄道コレクション」とタイトルを付けて・・・
同社は本来玩具メーカー、そして日本で二番目に参入した資本力では随一のNゲージ鉄道模型メーカーでもございまして、やっぱり従来Nゲージで使える様な仕様として商品を繰り出して参りました。
そこで何と流鉄初期の代表車、モハ100形式105号が製品化されて参ります。
タイアップと言うことなのでしょうか、流山駅でも販売するものとなりまして、ついつい一つ買ってしまいました。
と・・・・・・・・・出来が良い・・・・・・・・・
安価な分、無駄が無くて、塗装も極力簡素。
しかしホットプリント(下の画像ですと白い帯や社紋・形式標記など)はきっちり仕上がってまして、これで500円でお釣りなんて・・・
一般的な感覚であれば、んなもんに500円だって高い、それが当たり前なのですが・・・・
例えば、これが同じメーカーでキッチリと模型商品となれば多分に単価1500円以上。
他のメーカーならキットもの(自分で組立ててね商品)でも1200円にはするのでしょうね。
そんな価格帯なのです。
で・・・買ってきて、眺めたは良かったものの、どうも「らしく」無い。]
昔の資料などから課題を探り出してみました。
1・色がもっと鮮やかなオレンジだった・・・筈。
2・ベンチレーター(屋根上の通風器)が小さ過ぎ・・・・な筈。
3・行先標識のホーロー板が無いのでのっぺりしている。
4・前面下の配管やパンタグラフを取り替えればリアルになる・・・筈。
それで早速改造に・・・
結局、安価で簡素なものは素材として好都合なのです。
何せダメでも衝撃は小さいし・・・
で、他のものと一緒でしたが作ってみましたリアルタイプなモハ105号。
解体して屋根のベンチレーターを削り、グリーンマックス社製の余っていた客車用小型ベンチレーターを取り付けて、ホットプリント部分をマスキングしまして塗装しただけです。
でも、印象が違いますでしょ?
グリーンマックス社製西武鉄道451系だかのキットが幾つかデッドストックだったもので、これを組立てて初代「なの花」も作ってみました。
一応、失敗した時の為に流山駅でもう一つ買ってまいりましたが・・・・これを眺めているうちに、丁度設計中だった「奥沢線」に、ローカル電気鉄道を加えたくなりまして・・・・
これが悲劇の始まりでございました・・・・
その悲劇のお話は次回と言う事で・・・・
(宣伝)
レールフェステ2008足立会場7月ステージ
⇒大型仮設レイアウト・体験運転レイアウト・ビデオコーナーなど
⇒今月は特別展として1/48蒸気機関車模型及び1/32自動車模型の展示です。
7月19日13時~17時30分※この日のみ鉄道模型車両の無料点検診断コーナーを開設します。
7月20日10時~17時30分
7月21日10時~15時30分
⇒全ご利用無料です。(但し公園の遊具等使用は別途)
会場・足立区北鹿浜公園展示室(北千住駅よりコミュニティバスで鹿浜五丁目団地下車か、西新井駅からコミュニティバスで鹿浜中学前下車)
主催・特定非営利活動法人交通文化連盟文化局文化事業部/共催・足立区
詳しくは弊連盟ホームページをご覧下さい。




