案外、鉄道模型趣味の方はフリーランス、つまり独自デザインの車両は苦手です。
模型とは模した型也
そんな不文律が何処かございます。
まぁ考え方なんでしょうが、「らしく」を訴える安房守は、そんなフリーランス車両を推進する派です。
どんな楽しみ方があっても、良いんですよ。
でも、こだわる人はこだわる。
それも良いのですが、趣味と言うかイメージな世界ですからねぇ、自論の押し付けはするな、と申し上げたい時がございます。
だって、1067mm軌間の1/150とは言うものの、実際は9mm軌間・二つのレールから直流12Vを貰って走る電気鉄道なんですね、小さいし乗れないけれど、レールウェイシステムなんです。
さて、下は小生が奇跡を見た昭和62年3月31日深夜の国鉄小樽運転区で並ぶC623機と、欧風気動車キハ80系83形「フラノエクスプレス」でございます。
このフラノE、関水金属社から製品として出ておりまして、発売当初は売れたものです。
この模型が委託先で廃棄となりまして、それを引き上げて参りました。
手許にあった部材では復旧出来なかったものの、偶然立ち寄った模型店で部材が調達出来たものですから、復旧させた・・・のは良かったのですが、何せ痛みが激しくちょっと見た目が・・・・
←この現場に乗りつけたのが縁です。
で、どうせなら・・・と塗装を変えてみる事と致しました。
はっきり言えば、かの「奥沢線」専用として・・・・
当初から、完成レイアウト「奥沢線桜沢地区」は、他の資材とは異なり、車両とレール・・・つまり街並なんかが全部ひっ付いたジオラマがワンセットで運用される「展示機動資材」とされていたものでして、設営・撤去の時間短縮と、レールフェステが重なった時に対応すべく構想されたものですから、車両ワンセットでも全然OKだったのです。
ただ、原則として弊連盟では「車両は個人の所管」となってますから、まぁ理事長の負担と相成る次第。
で、こう考えました。
元々、フラノEは余った旧式気動車キハ80系の活用として設計されたもので、プリンスホテルとのタイアップから斬新な塗装になったもので、これが国鉄オリジナルの肌色と海老茶色塗装であっても可笑しく無いわなぁ。
ってな事で、車体デザインを勘案して「らしく」したものが下です。
まぁ、ありそうで無かったものですから、細かい点で違和感もありますが、全体的にはマッチしていると思います・・・元々はこの塗装の車ですからねぇ。
こんなのあったんだ・・・・
鉄道趣味とは全く縁の無い新選組ボランティアから声が上がりました。
「これって何処に行けば乗れるの?」
「無くなったよん。部品が確保できないってんで、何年か前に・・・」
「そ~なんだ、可愛いよね。」
こっちがへ~そ~なんだ。です。
汽車見て可愛い、なんだ。
伊豆守が早速、桜沢駅に自分の持ち込んだ同僚だったアルファコンチネンタルエクスプレスと並べて見ました。
「う~ん、むしろらし過ぎて、感激ってのが無いわな。」
「そうですね、こんな色もしたよって言われたら、そうだねって感じ。」
今後は新造される北部本線で活躍してくれる事に期待して、結局試運転だけで終わったお披露目でした。
(宣伝)
レールフェステ2008足立会場7月ステージ
⇒大型仮設レイアウト・体験運転レイアウト・ビデオコーナーなど
⇒今月は特別展として1/48蒸気機関車模型及び1/32自動車模型の展示です。
7月19日13時~17時30分※この日のみ鉄道模型車両の無料点検診断コーナーを開設します。
7月20日10時~17時30分
7月21日10時~15時30分
⇒全ご利用無料です。(但し公園の遊具等使用は別途)
会場・足立区北鹿浜公園展示室(北千住駅よりコミュニティバスで鹿浜五丁目団地下車か、西新井駅からコミュニティバスで鹿浜中学前下車)
主催・特定非営利活動法人交通文化連盟文化局文化事業部/共催・足立区
詳しくは弊連盟ホームページをご覧下さい。


