「401Kの運用をしてみたけど、損が出ている」
「401Kってわからないから、運用をしていない」
こんな方は多いのではないでしょうか。
私が講義をさせていただく会社の従業員の方々は、勉強会などに参加される前はだいたいこんな感じです。
それもそのはず、そもそも、401Kを導入したあとの継続教育が制度として成り立っていない企業は数多くあり、401Kの管理サイト内をじっくり見まわしてみると、ネット講義があるだけでほとんどの方が仕事で忙しくて見ていないのです。
時間がないのに、ゆっくり動画講義を見ていくのは、なかなか難しいですよね。
このコラムでは、401Kを運用していくために必要な運用の考え方を掲載していきたいと思います。
重要なポイントは、5つです。この5つがわかれば、401Kはカンタンです。
ファイナンシャルプランを立てる
401Kの位置づけを知る
資産運用の基礎を知る
数ある金融商品をある程度理解する
401Kの運用商品の選別方法を知る
この中でも一番重要なのが、「ファイナンシャルプランを立てる」ことです。
多くの人は、自分のファイナンシャルプランニングを考えるのは、時間がかかり面倒なことだと思っています。資産を運用する際に、情報の入手先が友人であったり、新聞や雑誌の記事やインターネット、あるいはテレビ番組に基づいて決断していたとすれば、自分の選択に対し自信が持てず、不安な気持ちになるはずです。
その理由は、あなた自身にその運用が自分にあっているかどうか根拠がわかっていないからです。
ファイナンシャルプランニングの知識があれば、あなたは自分の置かれた状況に基づいて自信を持って選択できるようになりますので、不安を感じたり、友人やメディアに頼る必要もありません。
ファイナンシャルプランニングは、誰にでも必要なもので、資産を賢く形成し、あなたの目標を実現する手助けをしてくれます。「将来、悠々自適な老後を迎えるために、”あなたなら”どれだけのお金を用意しなければならないのか」は、現状のあなたの個人資産、家族構成、世帯年収などによって異なります。
あなたが今、どのような経済状況にあったとしても、将来への目標や夢をもっているでしょう。そして、その多くの場合にお金がからんできます。
家を購入したり、早期リタイアして悠々自適な生活を送ったり、家族に多くの資産をのこしたり・・・。
そのため、401Kでどれだけのリスクをかけてどれだけ増やしていかなければならないのかといった”現状”を分析することで、”とらなくてもよい不必要なリスク”を排除する必要があります。
これらの希望を叶えるためには、ファイナンシャルプランニングを「夢を実現するためのツール」として利用することが必要です。
これは、ファイナンシャルプランニングのプロであれば、ツールを持っています。依頼してみるのもひとつです。ただ、注意していただきたいのが、保険屋さんはあまりこのようなツールを持ち合わせてはいませんので、独立系FPや資産運用系FPに依頼をしてみることをお勧めします。
「401Kの位置づけを知る」には、次のコラムをご覧ください!