今回の研修テーマは『ロジカルシンキング (入門編) 』
ビジネスの世界で、限られた時間の中で
相手に自分の意思を伝えるには必須とされている思考法です。
ロジカルにどうするか・・・
書くこともあれば、話すこともあれば、読むこともあるのですが、
今回のテーマは、ロジカルな「ビジネス・コミュニケーション」です。
そのためには、まず、「わかりやすく伝える」ようになること
というのを目指しています。
いまや、
ロジカルシンキングはビジネスの世界の世界共通認識事項。
「ロジカルシンキング語」とかいう人もいるくらいで、
これをわかっていないと、グローバルな時代に対応できない
ということになっています。
確かに、ロジックは万国共通ですから
グローバルに価値観が多様化する時代には
まずは ロジックでつながってわかりあう、
のが近道だと、先人達の経験も物語っています。
もちろん、ロジカルシンキングって言葉を知らなくても
ロジカルな人ってたくさんいらっしゃるし
仕事をこなすときは、どんな人もロジカルになっているはずなので
この研修も、暗黙知・経験知を形式知として
効率的かつ効果的につかっていただくためです。
特に日本語は、英語やフランス語に比べると
結論があとにきたり、主語がはっきりせずに成り立つ文法構成で、
論理的にしにくいといわれています。
また、文化的にも、「言わずもがな…」と含みを持たせることが
美徳とされていることも多々あり、
はっきり言わないでも 「察してよ」とか、「察してくれてるはず」とか
察し合うことが、スムーズなコミュニケーションだ
と誤解しいる方々が多くいます。
日本人同士ならそれが適うかもしれませんが、
グローバル社会、ダイバーシティー社会では
その `甘え’ともいうべき’察する’ことが
大きな誤解のもとだったりします。
また、
日本の学校教育の中で、文章を書く方といえば、
「起承転結」で話を作るということを練習させられます。
ですから、ビジネス・プレゼンでのシナリオを考える時も
「起承転結」・・・と思ってしまう人がとても多いんです。
特に、中高年の幹部クラスの人たちには
「起承転結」が頭にこびりついている世代のようです。
わかりにくい話をする部下にむかって
「お前、ちゃんと起承転結で話せよ!」
とかいう人もいるのですが
`ちょっと待ってください!’
‘物語ではないんだから
ビジネスでその構成では伝わらないどころか、誤解される、、、、’
と思わず突っ込んでしまいたくなります。
また、以前、お医者さまたち100人くらいの集まりで
プレゼンシナリオを考えるとき
「起承転結」と思われた方がとても多かったのにびっくりしました。
論文を 論理的にかかれていらっしゃるはずなのに
やはり、そこは 優等生だった方々ですから、、
よい文章=起承転結、
が日本には固定してるんだなぁ、と妙に感心したものでした。
そこで、東詩子ねえさんの研修やセミナーでは
この「起承転結」を頭から切り離してもらいます。
なぜなら
ビジネスの世界の話は、一貫性が求めらているので
話の途中「転」などさせていては、誤解のもと。
結論から入って、根拠を述べて、結論で締めくくる。
最初に、このプレゼンで相手にどうしてもらいたいかが
明確になっていなければ伝わりません。
結論に至る筋道が誰にでもわかりやすくなっていないと
つまり
ロジカルシンキングができていないと
ビジネスプレゼンは、絶対にうまくいきません。
また
報告書も、「起承転結の流れ」で書かないように言っています。
報告書は物語でも、感想文でもないからです。
報告は、伝えるべき事実を事実として
伝え手の主観とは切り離して相手に伝えなければ
正確には伝わりません。
伝え手の所感が求めれるときもあると思いますが、、
その時も、事実とそれに対するその人の所感とは
区別して伝えないと正しく伝わりません。
『きちんと筋道立てる 』
その筋道は
「起承転結」 (起≠結)ではなくて
「テーマ⇒結論+結論を支える根拠」
『起 = 結 』 とした筋道にする。
論理的でなければ正しく伝わりません。
これが、演劇の曲本だったり、
小説だったり、エッセイとかならば
「起承転結」でOK
思いっきり話が 「転」 した方が 傑作となることでしょう・・・
よい文章 = 起承転結 からの脱却
ロジカルシンキングは 当たり前のことですが
意外と意識していないと、出来ないものなんですよね。
当たり前のことが 一番難しい!
(by 東詩子ねえさん)